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11月29日-02号

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  1. 姶良市議会 2021-11-29
    11月29日-02号


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    令和 3年 12月定例会(第4回)令和3年第4回姶良市議会定例会議事日程第2号                       11月29日(月)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│    │一 般 質 問                     │      │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和3年第4回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会議)│  午前10時00分  ││    令和3年11月29日(月)本会議    ├─────┼────────────┤│                        |閉会(議)|  午後 3時13分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 1|新福 愛子 |出 | 9|上村  親 |出 |17|谷口 義文 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 2|竹下日出志 |出 |10|森川 和美 |出 |18|小山田邦弘 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 3|国生  卓 |出 |11|岩下陽太郎 |出 |19|萩原 哲郎 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 4|峯下  洋 |出 |12|松元 卓也 |出 |20|堂森 忠夫 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 5|田口 幸一 |出 |13|湯元 秀誠 |出 |21|      |  |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 6|湯之原一郎 |出 |14|堀  広子 |出 |22|有川 洋美 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 7|鈴木 俊二 |出 |15|吉村 賢一 |出 |23|犬伏 浩幸 |出 |│    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤|    | 8|湯川 逸郎 |出 |16|和田 里志 |出 |24|東馬場 弘 |出 |├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  23人    欠席 0人                 │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐| 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 迫田 耕蔵 | 事務局次長  | 竹中 裕二 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │市民生活|吉永 惠子 |消 防 長|米澤 照美 |│ 第121条 │    │      │部  長|      |    |      |│ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長|宮田 昭二 |保健福祉|濱田 耕一 |水道事業|新門 哲治 |│ めの出席者 │    |      |部  長|      |部  長|      |│ の職氏名  ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |教 育 長|小倉 寛恒 |農林水産|田代 信彦 |総務部次|今別府浩美 |│       │    |      |部 長 兼|      |長兼庁舎|      |│       |    |      |蒲生総合|      |建設課長|      |│       │    |      |支 所 長|      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |総務部長|松林 洋一 |建設部長|松里智一朗 |総務部次|原口 浩幸 |│       |    |      |    |      |長危機|      |│       │    |      |    |      |管監|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企画部長|髙山 八大 |教育部長|塚田 佳明 |企 画 部|松岡  力 |│       │    |      |    |      |次 長 兼|      |│       │    |      |    |      |企画政策|      |│       │    |      |    |      |課  長|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |市民生活|原口 理恵 |建設部次|川崎 久志 |市民生活|中島 信子 |│       |部次長兼|      |長兼建築|      |部 市 民|      |│       |男女共同|      |住宅課長|      |課  長|      |│       |参画課長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |保健福祉|向江 美喜 |教育部次|北野 靖往 |農林水産|壱岐 昌弘 |│       |部次長兼|      |長兼教育|      |部林務水|      |│       |健康増進|      |総務課長|      |産 課 長|      |│       |課  長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |保健福祉|野村 昭彦 |教育部次|前田 浩二 |建 設 部|師玉 保之 |│       |部次長兼|      |長兼学校|      |土木課長|      |│       |保険年金|      |教育課長|      |    |      |│       |課  長|      |    |      |    |      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |農林水産|萩原 安信 |総 務 部|堂路 温幸 |教 育 部|井上 隆司 |│       |部次長兼|      |財政課長|      |社会教育|      |│       |農政課長|      |    |      |課  長|      |│       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       |建設部次|有江 浩文 |企 画 部|中園 隆男 |教 育 部|深野 信之 |│       |長兼都市|      |地域政策|      |社会教育|      |│       |計画課長|      |課  長|      |課文化財|      |│       |    │      |    │      |係  長|      |└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               11月29日 ○議長(東馬場弘君) これから、本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(東馬場弘君) 本日の日程は、配付しています議事日程のとおりであります。 ○議長(東馬場弘君) 日程第1、一般質問を行います。 本日は4名の一般質問を行います。順次発言を許します。 まず、7番、鈴木俊二議員の発言を許します。鈴木議員。 ◆7番(鈴木俊二君)     登      壇  皆さん、おはようございます。一般質問2日目のトップバッターの質問をさせていただきます。市政クラブ姶輝座席ナンバー7番の鈴木俊二と申します。よろしくお願いをいたします。 今朝、皆さん、地震には気づかれたでしょうか。今確認をしましたら、きょう8回地震が起きているみたいです。気づかれた方、気づかれていない方いらっしゃると思いますが、こういうときこそチャンスだと思いますので、大規模災害が起きたときにどこに避難するのか、備蓄品は大丈夫なのか、今夜は防災会議を家庭で開いていただければなと思います。ぜひ、やってみてください。 きょうは2問、質問を通知をしております。2つとも姶良市のこの先について、もっと姶良市が元気になれるようになればなということで、2問を質問をさせていただいております。早速、質問をしてまいりたいと思います。 質問1、姶良市中小企業小規模企業振興基本条例コロナ禍について。 要旨、令和2年4月1日姶良市中小企業小規模企業振興基本条例が制定されました。この条例は、地元経済にとって重要な条例であると認識しており、私も含め商工会や地元商工業事業者は、制定にとても喜んでおりました。 そんな中、コロナ感染症による全国的な不況の波が姶良市にも押し寄せ、コロナ禍に突入してしまいました。それ以降、多くの企業・商店等は厳しい経営を強いられていますが、少なからず行政の支援もあったことも事実であります。 この条例はどのような目的のためにつくられたのか。また、このコロナ禍でこの条例がどのように生かされ、支援等につながったのか。そして、今後10年を見据え、どのように生かしていくのか見解を伺いをします。 次に質問2、若者(18歳から40歳程度)の政策について。 要旨(1)全国で唯一、愛知県新城市が新城市若者条例と若者議会条例を制定し、1,000万円の予算をつけ、若者議会での決議を事業化しています。この取組は、未来にわたって市の発展と福祉の向上を狙ったものであります。その取組について見解をお伺いをいたします。 (2)第1定例会時の答弁で、「若者応援条例の制定には機運の醸成が必要で、その状態を待つ」とのことでしたが、以下について伺いをいたします。 ①市がリーダーシップを取り、機運醸成を図るつもりはないのかお伺いをします。 ②機運とはどのようなものなのか。また、どのようにつくっていくものなのか。どのような状態が「機運が醸成した」と判断するのか、見解をお伺いをいたします。 以下は、一般質問者席より行います。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  皆様、おはようございます。鈴木議員のご質問にお答えします。 1問目の姶良市中小企業小規模企業振興基本条例コロナ禍についてのご質問にお答えします。 本条例は、姶良市の経済において重要な役割を果たす中小企業小規模企業の振興を基本とし、市や市議会、経済団体の役割を明確にすることで、中小企業等の成長発展と市民生活の向上を図ることを目的としております。 この条例の制定により、昨年からのコロナ禍において金融機関などでセーフティーネット等の融資の申請情報を共有し、より速やかに処理することなどに生かされております。 商工会においては、国・県・市の各種コロナ対策給付金申請サポート時に連携を図ることにより、詳細な説明、迅速な申請などが行えるなどの成果があります。また、商工会との定例会での提案等を事業継続支援金事業プレミアム商品券事業などの施策に反映しております。 市としましては、今後とも商工会等の情報共有や意見交換などの連携を深め、中小企業等の振興に努めてまいります。 次に、2問目の若者政策についての1点目のご質問にお答えします。 愛知県新城市の若者議会では、市長の諮問機関として若者が活躍できるまちにするため、若者を取り巻く様々な課題について話し合うとともに、若者の力を生かすまちづくり政策を検討し、若者予算事業計画を策定の上、市長に答申されているようであります。 他の自治体で実施されている政策や、予算等についての見解を申し上げることは控えさせていただきますが、若者などの意見を聞く場を設け、それを市政に反映させることについては同感であります。 2点目の1番目と2番目のご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 機運とは、一般的にちょうどよい時機とか、物事をなす時期といわれております。例えば、複合新庁舎の基本設計や新たな過疎計画の策定にあたっては、その機運を高めるために市内の高校生をはじめ、幅広い年齢層の方々に参画していただき、その中での意見等を反映すべく取り組んでいるところであります。 市としましては、これからの姶良市の各種計画や施策を考えていく際に、高校生など若い世代も参画し、様々な意見を述べる場や機会を設けることが必要と考えております。 また、市や市議会だけではなく、市民、関係団体、事業者など、あらゆる主体が当事者として共に取り組み、同じ方向性を認識し共有できたときが機運が醸成したときであり、条例作成に向けた検討につながっていくものと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆7番(鈴木俊二君) 答弁いただきましたが、それぞれいろいろ掘り下げて聞いていきたいと思います。 まず、1問目の振興基本条例ですけども、この条例は同僚議員や私も一般質問等をさせていただきまして、そのときに──同僚議員の一般質問のときだったですか──今の宮田副市長が企画部長だった頃に「もう、つくります」ということでできた条例であります。 つくる時も、私もその同僚議員も一緒に委員会のほうに入らせていただきまして、いろいろ意見を言わさしていただいてできた条例ですので、非常に情があるといいますか、条例でうまく、上手に使っていただきたいなということで、今回掘り下げてみたいなということで質問をさせていただきました。 まず、できた当時、なぜこの条例が必要だったのかということで、ちょっと掘り下げてみたいと思うんですが。答弁の中では、中小企業等の成長発展と市民の向上を図るためにつくりましたということですけども、この辺、企業等の成長発展と市民の生活の向上、この辺をもう少し詳しく説明をしていただければと思います。 中小企業、成長の発展というのは分かります。市民の生活の向上が、この条例とどうつながってくるのかというのをお聞かせください。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今、議員の言われる市民の生活向上の部分ですけれども、この条例をつくりましてから、いわゆるコロナ禍になったというところをとらまえて感じるところをお話ししますと、コロナの中で市民の皆さんがいわゆる外出をして、いろいろなお店でお買い物をする、飲食をされる、そういったシーンがコロナの影響によりましてほぼ奪われてしまったと。その中で、市民の皆さんが日々の生活の中で、これまで当たり前であったそういう生活、大企業ではなくて、身近にあるお店で買い物をする、飲食をする、そういった機会がなくなってしまうことの大変さ、そういったものを実感されたのではないかなと思います。私もその一人でありますけれども、そういった部分では、いわゆる中小企業等の日常生活での必要性、大きな部分を占めているという部分を市民の皆さん感じただろうと思っておりますので、そういった部分では、そういう事業者の皆さんの存続、存在することが市民生活に非常に重要な位置になっているということになるのかなと思っております。 ◆7番(鈴木俊二君) あちこちにお買い物がしやすくなるというところで、市民生活の向上というふうに要約ができるのかなとは思いますが、この中小企業小規模企業が成長発展することによって、言い方を変えれば雇用や消費等々が増加をしますよね。それによって、若干ですが税収も上がるんじゃないかなと思います。そのことによって、市民サービスの向上にもつなげていけるんじゃないかなと。こういうところで地元の零細企業、小規模企業等の発展というのはとても大切なことなんだろうなというふうに私自身も考えているところです。 ですからこの条例が必要で、振興しないといけないということだったと思うんですが、なぜこの条例をつくらないといけなかったのか。振興する意味は分かるんですけれども、なぜこの条例をつくらないといけないとなったのか。その以前の考え方、つくる前の地域振興、地域の企業の振興に対する考え方はどのような考え方だったのか、お聞かせください。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 基本的には、つくる前と現在とが大きく変わっているとは考えておりませんけれども、つくることによりまして、より一層中小企業小規模事業者の必要性、存在価値を市として位置づけていくという考え方でこの条例をつくってきたのではないかと考えております。 ◆7番(鈴木俊二君) 実はでも世の中というのは大きく変わってきていたと思うんです。 以前といいますか、もう何十年か前という形になりますが、以前は地域の経済発展のためには公共事業を出して、かつ大きな製造業なんかを誘致をして地域の振興を図ろうとしていた時代がありました。それが大きく変わってしまって、今では予算の制約上、そんな公共事業もいっぱい出せない、かつ製造業なんかは、一時期海外に全部行ってしまいました──今はコロナで帰りつつありますが──そのように大きく世の中は変わってきているんじゃないかなって思うんです。地域の振興策を考え直さないといけない時期に来ているというふうに思います。そういう危機感を持った自治体が多くあって、こういう条例が各自治体でも採用されてきていると思うんです。 そういう大きな世の中の経済の流れというのが裏では起因しているんじゃないかなというふうに私は認識しているんですが、執行部の考え方としては、その辺はどのようにお考えになりますか。 ◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 市の中小企業小規模振興条例につきましては、いわゆる基本条例のタイプであるというふうに認識して制定いたしました。 もう一つのタイプとしまして助成条例のタイプがあるようでございます。これはいわゆるどのような助成を行うか、国がこういう助成を行う、そういった細かいところまで絞り込んで定めるものが助成条例であるというふうに認識しておりましたが、昨今の地方分権の流れによりまして、国がやるからそれを同じようにやるというのではなくて、その市独自の状態があるわけです。特に姶良市におきましては、小規模企業者が9割以上あるという事情もありますので、国の施策がすぐ100%市に当てはまるものではないというのもありますので、市独自の施策を打ちやすいように、この基本条例というタイプのものを選んだものと認識しております。 したがいまして、先ほど申しました市のほとんどを占めます小規模事業者の方にその事情に合った対応、例えば今回のコロナもそうでありますが、そのときに合った施策を打てるということが1つと、それから、展望を持てるということです。市にとって、何が有効であるかということの将来性を見据えた長期的な展望を各機関がその意識を持って話し合いができるというのがこの基本条例の大本であると思っておりますので、それを施策に反映するように今後も努力してまいりたいというふうに考えます。 以上でございます。 ◆7番(鈴木俊二君) 聞きたいことがずるずると全部出てきてしまいました。ありがとうございます。だいぶはしょられたような気がいたしますが、要するにこの条例……そうですよね、助成条例ではなくて基本条例であると、それが一番大切なことだと思います。 この条例をつくることによって、基本的なことをやっていきましょうということに気づいた自治体というのは、案外鹿児島県下では多いんではないかと思うんですが、鹿児島県下の市町村でどのくらいこの条例を制定されているかというのは分かりますでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 現在、本年1月現在で、いわゆる中小企業振興条例を策定している自治体が9市町ございます。前回、本市が上程した時点では、うち以外では姶良市以外では7でしたので、うちを含めてそれが9つになっておりますので2つ増えているという状況になります。 ◆7番(鈴木俊二君) 7から9に、若干ですが増えてきているということですね。 今からは特に、いろいろな時代が変わっていく中で、それに気づかれた市町村がちょこちょこと出てきて、条例を制定されているのかなというふうに感じますが、その前に、先のことをお話をお聞きする前に、現状でコロナ禍についてのことをお聞きしたいと思います。 昨日、一昨日ぐらいからですか、オミクロン株というのが報道でされておりまして、第6波の懸念が出てきているというところで、それ以前のAIの分析では1月中頃が第6波かなと、また年末年始が第6波かなという声が聞こえてきております。 まだまだこのコロナ禍が抜け出せる状態ではないとは思うんですけども、今までのところいろんな政策をしていただいて、答弁の中にもセーフティーネットの情報の共有、また国の給付金の申請サポートの連携というふうにしているということなんですが、ちょっとこの辺、セーフティーネット等の融資の申請情報の共有、またサポートの連携というのは、ちょっと、これももう少し詳しく教えていただけますか、どういうことなのか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 まず、セーフティーネットの関係になりますけれども、本市で商工振興の利子補給補助という制度を持っておりますが、令和3年度が現時点で16件の申請が出ております。 ただし、これは例年ですとコロナ禍以前であれば、年間大体80件程度だったわけですけれども、本市独自のものは減っておりまして、代わりに国の、いわゆるコロナ対策における実質3年間無利子の融資制度がございますので、そちらのほうにシフトするように金融機関、あと市のほうも助言をしているところであります。 そういった形で、事業者の皆さんはこのコロナ禍に応じて現状を乗り切るための、いわゆる実質無利子の融資という考え方もありますし、今後コロナが収束した後に向けて、この制度をうまく活用して金額を借入れをする中で、新たな投資をしていこうという考え方でこの制度を利用されているものと思われます。 あと、セーフティーネットの絡みで同様に言いますと、当然、金融機関のほうに私どもはその事業者の売り上げの減少等につきまして認定をしていくわけですけれども、その中で、金融機関の営業の皆さんにお話を聞いたりとか、またそういった内容を商工会の定例会の中でお話をしたり、あと、プレミアム商品券でありましたり、事業継続支援金、これの制度設計をする上におきましても、商工会等と打ち合わせをしながら商工会の要望等も踏まえて制度設計を少しずつですが変更しながら対応してきている状況にあります。 以上です。 ◆7番(鈴木俊二君) いろいろやっていってもらっている中で、情報共有をしながらいろいろ制度も変えたりとかしているということですね。分かりました。 いろいろなことをやってもらっているのは事実だと思います。もちろん、これで全ての困っている小規模企業の方々が充足しているかとはそうではないとは思うんですけども、でもそれだけしっかりこの条例があったことによって、中小企業小規模企業までしっかりと目を向けてもらっているということは、多くの企業の方々は理解しているのではないかなと思います。それは大きな励みにもなっていっていると思うんです。それは特にそこは評価をしたいなと思っているところであります。 今回、コロナに対していろんな事業をされている中で、同じような事業をされているところも結構多いんですけども、例えば姶良市が独自で考えてやったもの、もしくはこの条例がなかったらできなかったものといいますか、独自性がある何か施策というのはあったんでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 その1つといいまして、どこの自治体も同じような形でされておりますが、いわゆる事業継続支援金ですけれども、当初は国、特に県のほうでこの事業持続化給付金というものがございまして、そこに対象にならなかった部分について、市のほうで支援をしていこうという考えで当初、事業を行ったわけですが、それ以降コロナ禍の影響等も考えながら、県の支給要件に該当してもしていなくても、そことは関係なく重複しても支援をしていったというところはございます。 あと現在、第5期でやっております事業継続支援金につきましても、その事業者の収入減だけではなくて、取引先等の状況によりまして新たに金額を加算するといったような制度も取り組んできているところであります。 以上です。 ◆7番(鈴木俊二君) 分かりました。いろいろと考えて動いていただいているということですけども、今後またコロナ禍も少し続く可能性もありますよね。また、いろいろと施策も考えていってもらわないといけない状況だとは思うんですが、その中で何かコロナ対策、コロナのための経済対策として今、確認できているような課題等はございますか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今現在で、具体的に新たな取組ということで計画をしているというものは、今ちょっとアイデアを持っていないところであります。 先ほど議員言われましたとおり、第6波ということが来るのではないかとちまたで言われておりますけれども、そういった状況を見ながら、当然、国・県あと近隣の自治体等に劣るようなものではいけないと考えておりますので、そこの状況も見ながら考えていかなければいけないと考えております。
    ◆7番(鈴木俊二君) このコロナ禍においての動きというのは、やっぱり企業にとっては生死に関わるようなこともあると思いますので、しっかりと対応をしていただければと思います。 それでは、最後の今後について質問を進めていきたいと思いますが、いろいろな情報を収集するのに商工会だとか、お話、定期的にされているということを今、答弁がございました。また、金融機関ともお話をされているという答弁もございましたが、それ以外に、いろいろと課題についてとかというので、コロナとはまた別にしまして、情報を仕入れてといいますか意見交換といいますか、そういうのをされている団体というのはございますか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今現在、対面で意見交換をしているという部分につきましては商工会、あとは金融機関の営業の方々とお話しする機会があろうかと思います。 金融機関全体という考え方でいきますと、商工会が主催します金融懇談会というのがございますので、その中に市としても担当部署のほうが出向いて──これは年に1回ですが──定期的に年に1回、会合を行っているところです。 あと、対面によらないという部分になりますと、県の信用保証協会、こちらから毎月──いわゆる報告書──月報が出ますので、そういったものを確認したりしているところであります。 以上です。 ◆7番(鈴木俊二君) この条例自体は、副市長も答弁していただいたように、長く基本的なことで支えていこうという、助成という意味ではなくて、中小企業の成長につなげていく施策を考えていこうという条例であります。ということは、もっと地元から声を聞かないといけないのかなと思うんです。 今、答弁ございました信用協会さんだとかというのは、全体的な、鹿児島県全体の中の姶良という視線の位置になってくると思うんです。 ですから、もっと地元にある団体の意見を聞くべきだと思うんですけども、どういう団体があるのかというのは、地元でですね、把握はされていますでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 ちょっと私の勉強不足になるかと思いますが、現時点で地元の、いわゆる地元経済を支える団体としてとなりますと、商工会、あと、その商工会の中にあります青年部でありますとか、そういったところがやっぱり一番になるのではないかなと思っております。あとあるとすれば、いわゆる通り会でありますとか、そういったところは想定できるところかなと思います。 以上です。 ◆7番(鈴木俊二君) そういう目線でお考えになるのは仕方ないとこだとは思うんですが、もっと掘り下げると面白いところがいっぱいあると思うんです。 金融機関は今言われましたけども、例えば、各種衛生団体、クリーニング業ですから「クリーニング生活衛生同業組合」とかがあります。それから喫茶があったり、美容業・理容業あります。そういう団体は姶良市の中にあります。 また、ちょっと変わったところでいえば、小売酒販組合さんなんかもありますね。とか、本部は違いますが姶良伊佐法人会、これは加治木に事務所がございます。あと、また少しずれるかもしれませんが、森林組合さんだとかJAさんだとか、あとは漁協さんだとか、いろんな団体がいっぱいあると思うんです。 そういうところから、いろんなところいっぱい情報を仕入れて次の施策に生かしていく。もちろん全部それを、聞いたものを全部生かすとかいう意味ではないと思いますが、いろんな情報を聞いてそこを分析していく必要があるんではないかなということで、そういう地にはったような団体さん、地元の頑張っていらっしゃる団体さんに意見を聞いていかないといけないのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今、議員のほうからるるお出しいただきました各種団体につきまして、言われるとそうだなと本当思うところなんですが、すぐに頭に浮かばなかったところでありますけれども、確かにこういう団体の皆さんと意見交換をすることは非常に有意義だと思うところであります。 ◆7番(鈴木俊二君) ただ、そういう全ての団体と常に協議会を持ちましょうというのは、多分不可能に近いと思うんです。それは、事実上無理だと思いますので、何らかの形ですぐ情報が聞けるとか、言ってもらえるとかというものをつくっていただければなと思ったりします。いわばホットライン的なものとか、そういうものがあればいいのかなと思ったりもしますが、要は、そういう細かな意見をいっぱい聞いていただいた上で、今後、長い目でこの地域の企業をどう振興していくのか、成長をしていくのかということを決めないといけないのかなと思ったりもするんです。 というのは、各種団体意見を聞きました。各種団体にそしたら「こういう施策をしましょう」全体的に経済を浮揚させましょうというのは、ちょっと難しいのかなと思うんです。それよりも、姶良市の特徴、その中から姶良市の特徴はこうだよね、そしたらそこを振興をしていただいて、そこを中心に姶良市の経済という言い方をすれば大げさかもしれませんが、中小企業小規模企業を引っ張り上げていくというような考え方も必要なのかな。具体的に「これをしましょう、あれをしましょう」というのは、私は今思っていないところなんですが、そのいろんな情報の中から経済を引っ張っていく、昔は建設業だったのかもしれません。それがもう、今は予算の制約上難しい状態であれば、何か特徴のあるもの。 例えば、福岡でしたらこの条例は屋台条例になっているんです。屋台を振興させましょう、そして全体、福岡市の経済を浮揚させましょうという考え方でされています。そういうものを探していく、探した上でそこをしっかりと助成をして、もしくは勇気づけて、経済の浮揚につなげていく。そういうことを長いスパンで考えていただく。5年、10年というスパンで考えていただくということが重要ではないかなというふうに、この条例の大前提として思うんですが、それは私の私見です。この考え方はいかがでしょうか。 ◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 議員がお示ししたとおり、この理念、情念である以上は、すぐ目先の施策ではないと考えておりますので、長いスパン、いわゆる10年、20年、これから先のことを見据えることが大事であると思いますし、かつ今回、その条例の中で定めました、今ほどお示しもありましたが、各団体の意見を聞くということはしっかりとここに明示してございますし、さらには先ほどの話題にもなりました市民の方の理解と協力ということも謳い込んでございますので、幅広い議論ができる条例になっていると思います。 これを制定するにあたりましては、委員のほうからそういった協議をする会議をつくってはどうかと、それを盛り込んだらどうかというご意見もありましたが、そこはあえて盛り込まずに、意見を聞いた上で自然派性的にそういった細かい会議ができていけばいいんではないかというふうに判断に至ったというふうに記憶しております。 以上でございます。 ◆7番(鈴木俊二君) 基本条例ですので、意見を聞く場所をつくりましょうだけではなくて、その先に待っているものというか、しなければいけないこと。要は、最終的には意見を聞くだけではものは動きませんので、意見を聞いたことに対して何か施策を考えて、そういうことを、意見を政策に落とし込んでいくシステムというんですか、仕組みというんですか、そういうのも必要になってくると思いますし、そういう制度も必要になってくるかもしれません。 また、そのためには人的配置も必要になってくるのかもしれません。しかもそれが行ったらオッケーではなくて、それを繰り返しチェックをしていく──PDSLですか──をしていくのも、見直しをかけていくのも必要になってくるんだろうと思います。 この条例ができたからこそ、そういうことにも向けて、今コロナで仕方ない部分が多分あると思いますので、コロナ禍、アフターコロナ、ウィズコロナという時代にしっかりと入った時点で、そういうことを進めていっていただければいいのではないかと、長いスパンで考えて進めていってもらいたいということを申し添えまして次の質問に入りたいと思います。 愛知県の新城市ですね。市長の答弁では「他市の自治体で実施されている政策や予算などに見解を申し上げることは控えさせていただきます」これは当然の話ですね。なかなかいい、悪いとは言えないと思うんですが、ただ、この考え方を見ていただき確認してほしかったということで、同感であります、という答弁いただきました。これはよかったなと、第一歩、同じ方向を向いているなというのは確認させていただきました。 これは新城市で1,000万円の予算をつけて事業をされているというのは、1,000万円すごい金額だとは思うんですが、いろいろ成果が出ております。その内容について調べられてはいますか。内容があれば、何か代表的なものがあれば、私も調べておるんですが、答弁いただければと思います。 ◎企画部長(髙山八大君) 議員から質問をいただきまして、この新城市のことを私も調べてみました。 具体的な事業成果といいますか、高校生からの提案につきましては、図書館の有効な活用ということで、これは2年間かけまして図書館のリノベーションをされていらっしゃったり、あと、情報共有スペースの設立であったり、あと、若者の防災意識の向上・啓発のためのソフト事業をされたり、それと若者議会のPR事業というものも若者自ら取り組んでおられたりという、事業をされていらっしゃるようです。 ◆7番(鈴木俊二君) そうですね。いっぱいいろんな事業ができておりまして、これが事業ができて1,000万円渡しましたからこれで事業をやってくださいというものではないと、私もはじめ勘違いしていたんですが、実はこれ、1,000万円の予算をつけた予算提案権がその若者議会に付与されていると、ここが一番みそかなと思うんですけども。ただ「1,000万円あげるからこれで好きなこと考えてやってください」というのではなくて、市長が若者議会に諮問をして、そこから出てきた事業に対して市長が本当の議会にかけて、議会で可決をされて事業化されているというものです。とても面白い仕組みといいますか、素晴らしい内容だなと思うんですが、その中で出てきました、今言われました新城市の若者のPR事業ということでプリントアウトしてきました。こんな漫画もできているんです。ちょっと面白いと思いましたが、1人の高校生の女の子がドキドキしながら若者議会に入っていって、1年後にはすごく成長した姿で最後言ったのがどこだったかな、ここですね「町に対して他人事だった私がこんなにも自分事として頑張ろうと思えたのは若者議会のおかげだよ」という、1つのポイントとして言葉をあげていますが、若者が住民だったのが市民に変わっていく様子を描いたのもこの事業でできたものだということです。 本当、ただの思いつきを事業化して、これやってやりましょう、あるいはこれやりましょうというものではなくて、しっかりと大人たちが──大人たちという言い方は失礼ですね──正式な議会が、執行部が吟味されて事業化されている、とても大切なことだと思うんですけども。 ここで、市長は若者に対して市政に反映させることは同感であるというところで、スタートのところが一致をしたと思うんですが、この新城市のこれができた現状というのが、市としての考え方、やり方、方向性を少し変えたからこそできたのかなと思うんですけども、今、行政が大きく役割を問われていることが少しずつ変わりつつあるのかなと感じています。 そもそも行政の大きな役割というのは、基本的な役割というのは何なのでしょうか。 ◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 これは地方自治の基本であります住民自治だと思います。 ◆7番(鈴木俊二君) 自治の中で一番大切なことっていうのが、やっぱり困った人を助ける団体であると思うんです。ただ、困った人を助けるのは当然なんです。困った人を助けるだけではなくて、同時に元気な人も含めて、また、働き盛りの若い人たちも含めて、市民を励ます市、行政・自治体というのが今、求められているんではないかなと。その中で考えられて出てきたのがこの若者議会だと思うんです。若者を励まそう、元気を出してもらおう。それを直接、行政としてそれをメッセージを発しているということだと思うんです。 そういうことも大切ですし、もちろん、ただ単に若者たちというのは、高齢化社会を迎え行く中で、将来大きな負担と責任を負わされています。 そこで、自治体に若者の声を聞く仕組みがないこと自体が、応援をするし、行政・自治体とは別として考えたとしても、若者が声を届けるところがないというのは少し不合理だと感じるんですけども、その辺はどうお考えになりますか。 ◎市長(湯元敏浩君) 若者というのをどのように捉えているか、ちょっと範囲が分からないんですけど、今、新城市のことをいうと高校生を中心だと思うんですけれども、高校生の方々にはいろいろな場面で参加をしてもらう部分を、この市を形成づける今、動きがある中で参画してもらって、姶良市もしております。 高校生以外というか以上の若者の方々、つまり結婚をし、子どもを生み、そしてまた家庭を維持している若者の方々、そういった方々にはまた違う施策というものがあると思うんです。それはそれでまた子育て支援という形でやっていたり、あと、シングルマザーやシングルファザーの方々に対する支援等々もあるので、その段階段階で、様々な施策を取っていかなきゃいけないと思っております。 この新城市の状況は、私ホームページで見るしか今、手立てがないので、実際に新城市に行って市長とお話をしてみたいなという興味はあります。そういった中で、どういったことをやり、どのような効果があるのかというのを調べてみたいと思っております。 ◆7番(鈴木俊二君) 私も行きたかったんですけども、なかなか行く機会がなくて、ホームページで調べるのと、あとその他資料を調べるしかなかったんですが。 この一番大きな違いといいますか、今市長が言われました高校生には意見を求める場を求める、また子育て世代にはそれ用の施策をする。とてもいいことだとは思うんです。 ただ、若者の範囲は今、新城市は30歳までですけども、高校生から30歳までされていますが、要は自治体が聞きたいとき、聞きたいものと、若者等が言いたいもの、言いたいときってタイミングが違うと思うんです。ですから、意見を聞いています。これはとてもいいことです。高校生が入って、確か私も見に行かせていただきましたけど、過疎債の件ですかね、行きました。高校生すばらしい意見を言われて、本当すごいなと感心したところなんですが、それはそれですばらしいことだと思います。ただ、それよりももっともう一つ踏み込んでもらって、言いたいときに言いたいことを聞いてあげる場所、仕組み、これってとても大切なことだと思うんですけども、今はそこまで行かずに声を聞きましょうという自治体の態勢だと思っています。 市長は、答弁の中で市政に反映させることは同感だということで、そこまでは共通認識を持っているのかなとは思うんですが、そこから先、今の状態からもう一歩出た方がもっともっといいんじゃないかなと私は思ってはいるんですが、市長、その辺はいかがですか。今、聞く状態ですけども。 ◎市長(湯元敏浩君) そういったところは必要だとは思いますが、まだ私の頭の中のイメージでしかまだない。どういうふうに新城市がやっているのか、何がベストなのかということも調べていかなきゃいけないなと思っております。 若者が多く住むこの姶良市で、若い人たちの意見を聞くというのは非常に大切なことであり、未来を形づくる人材でもございますので、そういったところは大事にしていきたい、そのための方法というのが、姶良市に合った方法というのがあるんだと思いますので、それを先行している新城市やほかの市町村にぜひ足を運んで、いろいろ意見を聞いてみたりしてみたいなと思っております。 ◆7番(鈴木俊二君) ぜひ行って、私も同行したいぐらいですが、いろいろ向こうの考え方、やり方等をお聞きしたいなと思っています。 たしかに答弁にございます機運というものですね、これって非常に大切なものだと思いまして難しいものだと思います。 ある方といいますか、これは松下啓一さんという相模女子大学夢をかなえるセンターの方が一筆書いていますが「今、高齢社会の進展により、高齢者が有権者の多数を占め、しかも投票率が若者の2倍であることから、困っているのは高齢者だという声に押し戻されて若者の声が出しにくくなっている。それを支えていく若者の当事者性や主体性が不可欠なのに」というふうに書かれています。若者の声を今後背負っていくためにどう聞いていくのか、姶良市さをしっかりと出していただきたいなと思っているところです。 醸成について、この答弁の中で引っ張っていくとは書いていないですね。あくまでも機運が醸成したとき、条例政策に向けた検討をしていきますという答弁なんですが、ここから読み取れるのは、積極的に引っ張っていくところは、今はその時期ではないというお考えということでよろしいでしょうか。 ◎副市長(宮田昭二君) お答えいたします。 市長答弁にもありますとおり、現在、若者の意見を決して閉ざしているわけではなくて、ある施策につきましては積極的に取り入れようとしているわけでございます。 それで、議員お示しの自治体のことにつきましては、市とは若干、姶良市と100%重なる自治体ではございませんので、そういった他自治体の事業を取り入れるには、それなりにやはり時間が必要かというふうにも考えますし、時間的余裕・制約というのがあって然るべきだろうと思っております。 したがいまして、今、市が取り組んでおります若者からの意見徴収、これらを繰り返す中から、自然派生的に必要十分条件と、ちょっと言葉が厳しいかもしれませんが、なった場合がその醸成となっていくのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ◆7番(鈴木俊二君) たしかにそう答弁するしかないのかなと思いますが、発展的にこの辺は考えていただければと思います。 今回は中小企業小規模企業振興基本条例をしっかり生かして長いスパンで支援を行ってくださいということと、また、若者たちへの支援のための居場所と出番をつくってもらいたいために質問をさせていただきました。 先ほども申し上げましたけども、自治体が情報を知りたいタイミングと小規模企業、企業者の方々、もしくは若者が情報を出したいタイミングは違うんだということをしっかりと認識していただきまして、要は自治体が困った人を守るだけではなく、市民を応援するまちへと変化を遂げていただきたいということを申し添えまして、少し時間はあまりましたが質問を終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで、鈴木俊二議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。10分程度とします。(午前10時50分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午前11時00分開議) ○議長(東馬場弘君) 一般質問を続けます。 次に、19番、萩原哲郎議員の発言を許します。 ◆19番(萩原哲郎君)     登      壇  皆さん、おはようございます。志成会の萩原です。コロナも大分落ち着いてまいりましたが、寒さが日々に厳しくなってきました。風邪など引かない対策が必要ではないかと思いますので、日々の心がけに注意をお願いいたします。 昨年度の鹿児島マラソン、コロナのために中止になり、参加費1万円没収、今年度の参加費1万5,000円と一気に1.5倍と高くなり、参加を諦める方も多いと聞きます。コロナ対策等で普段より運営費もかかると思いますが、ランナーが楽しく参加できる対策も考えてほしいです。私も今回は参加を諦め、健康ランに切り替えました。 では、一般質問に入ります。 質問事項1、市内の側溝、道路、沈砂池整備と住居表示について。 要旨1、要旨(1)市道並木東線沿線に昨年度までは23世帯が住んでいたが、今年に入り7棟の一般住宅と24世帯の共同住宅が完成した。共同住宅にも全戸に入居され、現在、倍以上の世帯数に拡大している。現在、朝夕の交通量も多くなり、4m未満の道路では、車両離合も困難になってきている。 6月の定例会一般質問に対して、「早期事業化に努めていく、いましばらくお時間をいただきたい」との回答があった。半年の間に世帯数も54世帯に倍増し、交通量も増え、交通事故、人身事故のトラブルが発生する前に道路整備などと並木自治会住民は望んでいます。早急の整備が必要だと思う。その後の進捗状況を問う。また、並木東線奥の私有地に側溝が通っている。雨水時に側溝から水があふれ、車庫に侵入している。並木東線奥の私有地になぜ側溝は通っているのか説明せよ。 要旨2、姶良ニュータウンは、造成以来42年を経過し、道路に傷みのひどい箇所が多く見られる。また、沈砂池整備と住居表示について以下を問う。 要旨①姶良ニュータウン入り口交差点路上の穴ぼこ等の箇所は補修工事を行っても1週間ももたない。今後どのような整備を考えているのか問う。 また、ほかの場所も点検を行い、悪い場所は整備が必要と思うがどうか。 要旨②姶良ニュータウンの住居表示等が経年劣化で剥がれている。住居表示板等の取替えを含め住居表示の考えを問う。 ③近年、異常気象がどこでも頻発するようになってきている。ニュータウンには沈砂池が1号から6号まである。雨水対策について沈砂池の整備、点検が必要と思うがどうか。 (3)岩剣神社県道入り口の鋭角場所と岩剣神社本通の道路整備について、令和2年9月定例会一般質問に対して、「本年度は社会資本総合交付金の利用に向けて協議中であり、事業可能となれば実施計画を行い、交差点協議、用地補償調査及び用地取得完了後工事着手」と回答である。早期事業化に向けて頑張っているとのことであったが、今後の道路整備実施計画と進捗状況を問う。 質問事項2、サボーランドパーク姶良の公園維持管理と道路整備、イノシシ捕獲について。 要旨(1)サボーランドパーク姶良は、造成25年を経過し、老朽化による損傷箇所が増えている。以前、お願いしていた西側の階段修繕場所は止めビスも起き、危険な状態である。今後の修繕、舗装の計画を問う。 要旨(2)、公園西側奥、触田自治会が管理されている花ももの里、北側はここ数年、イノシシの被害で側溝等が荒らされ、水の流れが変わり、道路にノリ等が生え、ウオーキング、ジョギング愛好者も迷惑をしている。現在も道路、側溝等の応急処置もされない状態であり、応急処置、イノシシ捕獲、草刈り等道路整備、今後の対策を問います。 後は、一般質問席から行います。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  萩原議員のご質問にお答えします。 1問目の市内の側溝・道路・沈砂池整備と住居表示についての1点目のご質問にお答えします。 道路側溝整備につきましては、これまでも国の地方改善施設整備事業により実施しております。 現在、市内の要望箇所がほかに23か所あるため、当該要望箇所を本事業で実施するまでには相当の期間を要するものと考えております。 地元の要望にできる限り早くお応えするため、今後も導入可能な別の補助事業等の調査・研究を行ってまいります。 市道側溝の流末が民有地を通っていることにつきましては、経緯等を示す資料が現存しておらず、明確な理由は分かりませんが、当該地権者に聞き取りを行ったところ、「平成4年に土地を購入したときには、既に側溝は設置されていた」とのことでした。 したがいまして、過去に地元の要望を踏まえ、前の地権者の同意の下、側溝整備が行われたものと考えております。 2点目の1番目のご質問にお答えします。 市道の舗装補修につきましては、部分補修は、随時、業務委託等により実施しており、全面的な補修が必要な箇所については、予算の範囲内で補修工事を行っております。 当該箇所について、繰り返し部分補修を行っていることは認識しておりますが、市内にはほかにも同様の箇所が多数ある状況です。 今後も安全性、緊急性などを考慮し、計画的に舗装補修工事を行うこととし、それまでの間は、これまで同様、迅速な補修に努めてまいります。 2番目のご質問にお答えします。 住居表示は、町名、街区符号、住居番号を明示した街区表示板等を設置し、場所の特定を容易にすることで、公共の福祉の増進に資することを目的としているものです。 姶良市では、土地の地番と住所の表示が異なる姶良ニュータウンにおいて、平成7年に住居表示を実施しております。 住居表示の実施後30年近く経過していることから、街区表示板等が劣化による破損等が見られることは認識しております。 今後、順次、取り替える方向で準備を進めてまいります。 3番目のご質問にお答えします。 姶良ニュータウンには5つの沈砂池があり、現在は、豪雨時に降った雨が一気に流れないようにする調整池としての機能を主に担っております。 梅雨時期前に目視等による点検を行っており、現在では、一部で雑草の繁茂や土砂の堆積はありますが、機能上の問題はないと考えております。 今後も豪雨時にそれぞれの機能を発揮できるよう、適切な維持管理を行ってまいります。 3点目のご質問にお答えします。 岩剣神社本通線改良工事の実施計画につきましては、導入可能な補助事業のめどが立ったため、現在、第4次実施計画において検討しているところであります。 次に、2問目のサボーランドパーク姶良の公園維持管理と道路整備についての1点目のご質問にお答えします。 サボーランドパーク姶良は、平成9年に整備され、コロナ禍でもウオーキング等を楽しんでいただくなど、多くの市民に愛されている施設です。 近年の土砂災害の頻発による防災意識の向上やコロナ禍を踏まえた社会状況の変化など、時代に即した新たな地域振興の拠点としてサボーランドパーク姶良に期待される役割は高まっておりますが、施設整備から25年が経過し、西側の階段を含め、大規模な修繕が必要となる施設が増えているところであります。 こうしたことから、昨年度、県に対し、単なる修繕ではなく、サボーランドパーク姶良のリニューアルを直接要望していたところ、本年度から県の地域振興推進事業によりリニューアル工事が行われることになりました。 現在、整備内容等について協議を行っているところであります。 2点目のご質問にお答えします。 触田自治会側からサボーランドパーク姶良に至るまでの道路周辺は、県が維持管理を行っております。 イノシシにより側溝周りが荒らされ、雨水の排水処理に影響を及ぼしている状況があったことから、本年10月に県と市で現地調査を行いました。 その結果、県からは、「予算の状況を見ながら、可能な限り、本年度中に対策を行いたい」旨の回答をいただいております。 以上、お答えといたします。 ◆19番(萩原哲郎君) 一番最初の本題に入ります。 前回の答弁の中で、6月の定例会の中で「早期事業化に努めていく、しばらくのお時間をいただきたい」との回答があったんですけど、今回の回答が、「相当の期間を要するものと考えております」。ガラッて変わっているんですよね。地域住民の方は、いましばらく、近いうちに作業が始まるんじゃないかと期待していたんですけど、こんなに答弁が変わってくる、なぜこういうふうに変わったのか、説明をお願いいたします。 ◎建設部長(松里智一朗君) お答えします。 並木東線につきまして、6月議会で議員からご質問を受けました。(「部長、部長、マイクで発言してもらえます」と呼ぶ者あり)失礼しました。 もう一度。今のご質問について、並木東線について、6月議会で議員から質問を受けました。その中で、「早期整備に努めてまいります」と伝えたことに変わりはございません。6月議会でご質問を受けて、今、じゃあ、すぐ事業化できるかといいますと、市長の答弁にもございましたとおり、ほかにも23か所ございます。 議員の質問の中にございました交通量が増えたというお話がございましたが、現場の道路につきましては、先が行き止まりの道路で、交通量、通過交通量が増えたという認識はしておりません。どちらかというと、そこの道路を利用される方が増えたということで、姶良市は今、どんどんこの地勢のよさから住宅が増えておりますが、そういった場所というのは、かなりここ以外にもございます。 そうした中で、この23か所、もっと本当はそれ以上にあるかもしれません。そうした中で、危険度、優先度、あるいは周辺に学校があるかとか、そういったのを総合的に勘案しまして、順番を進めていきたいと思っております。 補助事業を使いながら少しずつでも進めていこうということで、鋭意より有利な補助事業はないかということで進めておりますが、それには、そこ半年とか1年とかいう単位ではなかなか事業化というのは、これは難しいです。ずっと前から待ってらっしゃるところもございますので、そういった方々を含めて早く事業化ができるように、今後とも努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) この中に23か所要望箇所があるということです。その中で、じゃあ、この半年の間に倍増した人口、世帯数が倍増した地域が何か所ありますか。どこどこですかね。 ◎建設部長(松里智一朗君) お答えします。 その地域をどのように設定するかでまたこれも変わってくると思うんですが、その地域で倍増と言われましても、地区で倍増したのか、というところはちょっとそこについてはまずその基準が分からないのと、それについてのどこがどれぐらい倍増したかというのはちょっと把握しておりません。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 資料をお願いします。 これが、今回、共同住宅が完成して、24世帯全戸が入居されている団地です。共同住宅ですよね。そのほかにも7か所の個人の一般住宅が建って、ここの世帯数が今まで23世帯あったのが一気に五十何世帯、51世帯なんかに増えたんですよね。ほやからその道路を見てみれば、道路も側溝に蓋もかかっていない、離合するときに危険な場所なんですよね。ほやから地域住民は早くこの道路をみんなが安心しとって事故のない道に整備されたらいいなということを考えているんですけど、前回も答弁にあったように、いましばらくということで物すごい期待感を持っていたんですよ。だから自治会の方々も執行部と話をしたらまず予算がない。予算がないことは分かりますよね。 ほやから要は、このいましばらくという時間帯、大体どのくらいをめどに考えていらっしゃいますか。パネルありがとうございます。 ◎建設部長(松里智一朗君) お答えします。 今、約23件まだ残っているということで、この補助事業で、今年、錦江小学校の横とかそういうところを整備して、大体2か所ぐらいですので、十数年ぐらいはかかると思っております。それは、今の事業を活用したときですね。ということで考えております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 十数年かかるこの狭い土地、これだけの世帯数が増えたのに、市のほうがそういう物事しか回答できないんですかね。やはり、こういうのは特別じゃないかと思うんですよね。姶良市内で一挙に狭い道路にこれだけの倍増の世帯数が増えた。じゃあ、市はとても何とかしてあげようという気持ちが多分出てくると思うんですけど、そう十何年もというたら待てないんじゃないですか。その間に本当に交通事故とか人身事故、いろんなトラブル発生すると思います。そのトラブルが発生したとき、どのような対処を考えていらっしゃいますか。 ◎建設部長(松里智一朗君) 私も現場のほうを何度か確認したんですけれども、側溝がかぶっていない箇所というのは、全体の中で15mぐらいでしょうか。ほかは皆さん、土地開発をするときにかぶしたり、そういうのをされていると思います。 あそこの道路、今のこの事業でするとしたら、側溝に蓋をかぶせる事業になります。それを20mぐらいでしょうか。2軒ぐらいのところにすることになると思っています。 その側溝の蓋以外に、例えば、道路を改良するということは、あの場所で優先度的にも、今のこの事業についてもですけれども、確かに、利用者が増えて危険度はますというふうな認識しておりますが、そういった箇所は姶良市内全体を見てもたくさんございます。その中でどこが一番優先度が高いかというところは、我々、姶良市全体を見てそこを決めてまいりますので、そういった中でも私は、あそこの場所は優先度はほかのところに比べると、高くないというふうに認識しております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 全然心配ないということですか、じゃあ、今の状態で。おかしいんじゃないですか。これだけ倍増して世帯数が増えたのに、みんなが願っている側溝蓋もかぶっていない狭い道路、せめても応急措置だけでも側溝蓋をかぶせるとか何かそういう対策はできないんですか。 ◎建設部長(松里智一朗君) 危険度という意味では、広い道路で歩道がある道路に比べれば危険度はあると思います。ただ、議員そこの場所について見られておりますのは認識しますが、姶良市全体を見ていったときに、我々、そこだけ見ているわけではないので、姶良市全体を見てそこが通学路であるとか、そういったところで優先度をつけて整備をしてまいりますということであります。 繰り返しになりますが、道路を見ていただければ、4mない区間というのが20mないと思います。それ、そのところはちゃんと蓋がかぶっていますので、そこについては、事業を入れるとしたら補助事業で入れていますので、そこをお待ちいただきたいということであります。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) ほんなら空間ですよね。側溝蓋がかかっていない空間が危ないということなんですよ。だからそういうところだけでも応急処置なんか対応はできないもんですか。 ◎建設部長(松里智一朗君) 繰り返しになりますが、そういったところは市内にたくさんございます。その中で優先度をつけて、どこが一番危ないかというところを、我々、判断して設置をしてまいります。 この議場で繰り返し質問されたからそこをしなきゃならないということではなくて、どこが一番危険度が高いか、優先度が高いかということで、我々判断してまいります。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) じゃあ、この優先度を、順位を教えてください。また後でも結構ですので、私もそういうところを確認しておって、どこが一番、今重要なのか、そういうところをあたってみます。 この話ばっかりしとっても進みませんので、じゃあ、もう次に行きます。いいですか、そういう形で。順位でも出してくださいね。 2問目の、もう1つ、この並木東線の奥の私用地に側溝が通っているんですよね。ここにも書いてある前に、平成4年に土地を購入したときには、既に側溝は設置されている。ほやから住民の方が言われるのは、このままではらちが明かないよね。ほやからそこに側溝の蓋がかぶっているところにグレーチングが入っているんですよね。ほやからこのグレーチングを全面的に入れれば水はけも物すごくなると思うんですけど、前そういうことをお願いしておったら予算がないという形で、2枚か3枚しか入っていないんですよね。やからそこの地主の方が、もう梅雨期は本当に水がたまって、車庫の中に入ってくるから何とかしてもらいたいと言われているんですけど、地主との話合いはされたんですか。 ◎建設部長(松里智一朗君) ただいまの地主さんとのやり取りにつきましては、担当課長が参っておりますので、答弁させます。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) 土木課の師玉です。お答えいたします。 答弁にもございましたように、地主さんと地権者さんと話をさせていただきました。以前、確かに水があふれるということでご要望をいただきまして、そのときに現地のほう調査をいたしました。確かに、水は、集水蓋というのは確かに少ないのかなという気はしますけれども、一般的に5mに1か所ということで集水蓋の設置をしております。 そのときに確認したのは、流末、今おっしゃるこの民有地、民有地からの奥のほうで水路のほうに、大きな水路のほうに落としているんですけれども、そこの落とし口がちょっと経緯は分からないんですが、上流のほうを口が向いていまして、水かさが上がったときにそこから逆流しているという状況が確認されました。そのときに、その落とし口の向きを下流に変えることで、向きを変えたことで、今現在は、確かに、今年はそんな大雨降っていないのかなとは思いますけれども、今年に修繕を行った後、水があふれているという状況はちょっと聞いていないところでございます。それが機能しているのか、水が道路にあふれる要因というのは、おっしゃるように、実際、大きく2つあると思います。排水能力が足りないのが1つ、もう1つは、集水能力が足りないという、雨が道路に降った水が側溝に落ちない。今、おっしゃる集水蓋が足りないんじゃないかというご質問でしたけれども、それに関しては、修繕を行った結果は、今のところは水がきれいにはけているというところで排水能力としては今、きちんと流れているのかなというふうに認識しております。また地主さんとも、また地元のほうともきちんと声を聞きながら、集水蓋が足りないようであれば、ちょっと一番水の寄るところに寄せるとか、新規設置するとかいろいろな方法があるかと思いますので、そこは地元と協議しながら進めたいというふうに思っております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 今パネルに出ているこれが……。(「パネルがないです」と呼ぶ者あり)パネルをお願いします。 今この場所ですよね。もう右も左ももう民有地ですよね。その間に側溝が通っているわけですよ。ほやからあそこに見えるのは、グレーチングが1つだけですかね。ほやから後は全部蓋がかぶさっておって、後、ごみがたまったりしていて、水はけが多分悪くなってきていると思うんですよ。ほやから地主の方が言われることは、排水、一番先に水路に流れ出ていくところの場所のその形も私がお願いしたのと違いますよと。ほやからこうしてもらいたいんだけどと言われるんですけど、行政の方ともう1回、地主ともう1回話をしてもらえないですか。あそこのお母さんです。 それとですね、このお母さんの言うことにもやはり奥からずっと手前まで蓋じゃなくてグレーチングに替えてもらえないですかということがありますので、行ってみて話をしてみてください。 じゃあ、次に行きます。 2番目の姶良ニュータウン、パネルをお願いします。 これは、ニュータウンの入り口の信号から上がったところですよね。こういう形で右も左も似たような形です。穴ぼこになって。これが写真撮ったのは、多分、10月だったかな、撮ったんですけど。10月も、結構、大雨は降らなかったんだけど、小降り小降りと雨は降っていて、もう3日もすればすぐ補修しても穴が開く状態ですよね。ほやからこういうところなんかもういたちごっこですよね。行ったらまた穴が開く。やはり、こういうところは、もう毎回、同じところが穴が開くところはカットして舗装をやり直す、考えはないんですかね。 パネル、ありがとうございました。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) すいません、お答えいたします。 繰り返しになって申し訳ございません。修繕に関しましては、今おっしゃるようにあそこのカーブの手前、あと勾配も急であるということは十分認識しておって、今現在は、穴が空いたらすぐ職員のほうで対応させていただいている状況でございます。 また、これからの、今これだけやはり補修回数が多いですので、業務委託等を用いながら、また面的に、少し面的にできるようにちょっと調整をしたいとは思っております。 また、それでもまたもたないとなった場合は、全体的な工事を入れないといけないのかなというところもその辺も視野に入れながらしなければならないなというふうには思っておりますけれども、全体的な舗装工事は数年前に行った舗装性状調査というのがございます。その中で路線は、これもまた同じなんですけれども、優先順位をずっとつけて順番を打ってあります。その順番を今、粛々と工事の中ではこなしていると。それが来るまでの間、委託事業と、部分的な面舗装、まずそれがちょっと追いつかないところにはもうちょっと我々のほうで出向いて穴を埋めているという状況でございます。なかなかやはり、穴を、ポットホールを埋める程度の作業だと、おっしゃるように、カーブでハンドルを切ったりとか、急スピードが速かったりとかすると、また穴が開きやすい状況というのは、十分認識はしてございます。ただ、そういった修繕を行いながら、なるべく早い期間に業務委託で発注を行って面的な整備をしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆19番(萩原哲郎君) やはりここは本当いえば、林田の本当バスがしょっちゅう通るんですよね。それと大型、今はニュータウンもいろんなところに造成ができてタンクローリーとかそういうのも通っておりますので、やはり道路の傷みが早いと思いますので、今後、行政のほうの、期待しながら見続けていきたいと思いますので、補修のほうを頑張ってください。 じゃあ、次、パネルをお願いします。 これが姶良ニュータウンの4丁目の側溝ですよね。交差点。ニュータウンの今、交差点の側溝の蓋がほとんどこういう形で傷みがひどいんですよね。欠けたり、穴が空いたり、それから間が、あの間、ここに8cmほどと書いてありますけど、この8cmほどというのは、以前、何週間前に市役所にお願いしたらちゃんと補修がされておりました。これまた別の場所なんですけど、ああいう形で真ん中ですよね、右側の図面見れば真ん中、もう子どもの足、それともう本当自転車のタイヤなんかもすっぽり入る危険性が考えられる場所なんですよね。やから、現在、ここを先週ですかね、金曜日あたり昨日も行ってみたら、要は、ここにちゃんと応急処置ちゅう形でポールと鉄板が上にふさがって、今の形は応急処置で安全な形になっておりますけど、まだこういう場所は、北のほうにもまだたくさんありますし、姶良ニュータウンは、こういう場所が結構多いですので、そういうところを点検しながら、今後、補修、緊急の場合は応急処置、そのくらいの程度の補修はできないか、お聞きします。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 今のニュータウンの外板の補修の件なんですが、実は、10月の末ぐらいに一度要望を受けておりまして、その中で作業班の、うちの直営のほうで補修をする予定をしておったんですが、ちょっと補修が困難というところで蓋を、新しい蓋をかぶせ直した方がいいんじゃないかという判断になりまして、蓋のほうを注文しとったんですが、ちょっとなかなかできてこなくて、また10月の頭ぐらいに議員のほうから要望があったかと思います。その中で、もうちょっと直営でできないのであれば業務委託をというところで、業務委託を今発注して、今現在、業務委託を受けた業者が応急処置という形で鉄板をかぶせています。 ちょっとこの質問にあたったからというわけじゃないんですが、タイミング的に本日の午後から明日にかけてコンクリートを打ってきちんとすると。すいません、工程がたまたま合っただけです。深い意味はございませんが、一応、コンクリートを打設して、きちんと鉄板の撤去をするということになっております。ちょっと作業が遅くなって申し訳ございませんでした。 ◆19番(萩原哲郎君) そうですよね、先ほどあった8cmのあそこは、今この場所と一緒に要望を出していたんですよね。だから、向こうは早く対応があったんだけど、こっちは全然なくて、ポールは角に置いてあるだけでした。そこでなかなか先に進まないもんだから一般質問で出してみました。出したところはすぐ対応がされ、もう今、仮に、鉄板が安全に処置されております。そういうところがいろいろたくさんありますが、いつも聞くのは、「常時、いろんな場所を点検しながら悪いところは改善しております」という答弁があるんですよね。そやけど、その答弁どおりに全然進んでいないんですよね。私はいろいろ見てみれば。ほやから本当にはっきり見とって、年に1回点検するのか、1か月に1回点検するのか、どうでしょうか。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 定期パトロールというのは、今現在、行えてはおりません。災害等のときにはみんなで、総出で回るんですけれども、雨が予定される、風が予定される、そういったときは回るんですが、なかなか定期的なパトロールができておりませんが、ただ、我々もパトロール日誌というのはずっとつけておりまして、現場に出たとき、なるべく、すいません、お茶濁しなのかもしれないんですが、現場に出たときはなるべく同じ道を通らないように市道をぐるっと回りながらというパトロールを兼ねた現場立会いとか、そういうことに、実際、心がけてはおるんですが、なかなか行き届いていないところは十分承知しているところではございます。 ニュータウンに関しましては、特に傾斜が、道路傾斜が強い、そういうところと、あと横断部、道路を横断しているところにもこういったコンクリート蓋がかぶっている道路が非常に多いですので、確かに、縦断がきついとどうしても蓋が偏ってしまう。低いほうに寄っていってしまうというのも十分承知しております。旧町時代からもずっとあの隙間を埋める作業をずっとやってきているかと思います。そこがちょっと大きくなったところについては、コンクリートを打ち込んだりしておる状況でございます。この横断のところについても隙間が大きくなったり、欠けたりとしているところに、今現在はもう蓋を変えるというのではなく、コンクリートを打ち込む方向でいます。修繕のほうを進めているところでございます。よろしくお願いいたします。 ◆19番(萩原哲郎君) ニュータウンは、先ほども言われたとおり急勾配であって、いろんな蓋が隙間が空いているんですけど、この原因はどのように考えていらっしゃいますか。隙間の原因。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 原因と言われますが、今おっしゃられたのが原因でありまして、縦断がきついというのは一番の原因だと思っております。今現在、我々が道路で使っている側溝というのは、梁つき、梁がついている側溝でして、1mの蓋をかぶせる箇所があれば、あと50cmはもう既に蓋がかぶっているという状況のものを使っております。それを使いますと、ずれるのがその1m部分しかありませんので、今のところ、新設でしていっている工事については、そういった蓋が寄っていくという状況はないんですが、やはり昔は、昔の側溝、ESDというフルでオープンになっているU字溝を使っております。ですので、例えば、10mの道路があれば、10m区間全部蓋がかぶっています。それが5mmずつずれていくと5cm程度穴が開いてしまうということになっていっているのが今の状況でございますので、ですので、隙間が空いたところは蓋を外してコンクリートを打ってずれないようにしている、今そういった修繕を進めているところでございます。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 先ほど言われた、本当、今、最近のは、最新式は1mぐらいの蓋ですよね。あれはほとんど丈夫ですよね。もう今のところ見てみれば、そういう破損とかそういうのもあまり見られないし、やはり今後、やはり取り替えるちゅうなれば、やっぱりそういうところを今、肝に考えながら変えていってもらえたらいいと思います。 じゃあ、パネルをお願いします。 これがニュータウンの住居表示です。もうこのような形、ちぎれて、中にはもう剥がれてないのもあるし、あとはぶらぶらしているのもありますよね。だから、今回回答で、今後、順次取り替える方向で準備を進めてまいりますといういい返事がありますので、大体、いつ頃からこの準備にかかっていかれるのかお伺いします。 ◎建設部次長兼建築住宅課長(川崎久志君) いつからというご質問ですが、今、現場のほうも若干見まして、何か所か剥がれているのは認識しておりますが、それを今、いついつ、何月ぐらいからかかるということは、今この場ではちょっとまだ言えないところでして、準備を進めてまいりたいというふうに回答したところですが。 あと、準備が整いまして替えるとなっても、これはブロック塀のほうに、民地のブロック塀のほうに掛かっておる板ですので、民地ですので、そこの所有者の方に1軒1軒同意を得ながら進めていく作業も出てくるかと思いますので、今この段階では、いつ頃からというふうにはまだお答えできないところでございます。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 何か所かじゃなくて、大分、もう剥がれてないところもあるんですよね。やから全面で、そしてあと、もう色がすれてもうはっきり分からない、やはりそういうところも見苦しいですからね、常時、取り替えるような形で頑張ってください。 じゃあ、次、パネルをお願いします。 これが姶良ニュータウンの沈砂池、一応、1から6まであるんですけど、一応4、5は欠番になっているみたいですよね。4、5はないということで、ほいで1、2、3、5、6。左上が、これが3号池ですよね、姶良ニュータウンの。ニュータウンの学校を過ぎてちょっと行った右手側の沈砂池。それと一番右側が、これが森山池の上にある道路、県道の上にある。これを見たときに、どういうふうに感じますか。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 沈砂池、ニュータウンの沈砂池につきましては、今おっしゃった箇所、6号までの5か所ございます。沈砂池のほう、確認は、豪雨前には確認はしておるところですけれども、実際、今、この沈砂池、5か所の沈砂池で、答弁にもあったように、今現在は沈砂池というよりも調整池という役割が主にあるものかと考えております。 この5号、先ほどの写真で右下にあったのが5号沈砂池かと思いますが、これが、実際、昔の設計書を確認しますと、調整池を兼ねた構造になっているようでございます。ほかの4か所については、機能としては、調整池の機能は有してはおりますが、現在のところ、水がたまる状態にはしておりません。雨が降って、そこで、若干、よどんで下に流れていくという形になっています。5号沈砂池に関しまして、水がたまる構造になっております。ですので、若干、今、5号沈砂池、写真を見る限り、かなりの繁茂をしているようなふうに見えておるんですけれども、水の水位的には今のところ機能は果たしているというふうには考えておりますが、ここも、随時、草払い等は入れているんですけれども、なかなかやはり水がたまる構造になっているせいなのか分かりませんが、繁茂の状況が激し過ぎて、実際、なかなか草払いが追いついていない状況にありますけれども、水の流れ、ためる能力等に影響がある場合は浚渫等の検討は進めないといけないのかなというふうには思っておりますが、今のところはまだ大丈夫なのかなというふうに、確かに、繁茂は結構あるのかなというふうに認識しております。 以上でございます。 ◆19番(萩原哲郎君) やはり、この3号池と今5号池ですよね。見てみれば、人はびっくりすると思うんですよね。何で3号池、あれきれいに整備されているのに5号池は草ぼうぼう、ほやからニュータウン造成以来、ほとんど手はかけていないと思うんですよね。ほやからもう見てのとおり本当、草、雑草が茂って本当にこれは沈砂池の役目を果たすのか、そういうことをみんな考えられると思うんですよ。ほやからニュータウンの地図にも、いわば姶良市の地図ですけど、沈砂池とちゃんとなっているんですよね。やはり、そういう形でやはり住民には、雨が降ったときにはここに水が一旦たまって安全な場所であるんだよというほうが認識が高いと思います。やはりそういうことを考えれば、ある程度の整備、整頓はしていってもらいたいと思いますけど。今後、今、本当にきれいになっているのはさっきの3号池だけですよね。あとのあと3か所、4か所、年に何回、年にというか、何年に1回かぐらいはちょっと整備されている場所もありますけど、今後やはり、やはり見苦しい。ちょっと繁茂したときには、ちょっと整備でもするような考えはありますか。 ◎建設部長(松里智一朗君) お答えします。 5号沈砂池のほうが草木が生えて繁茂しているというのは、これは、ほかの沈砂池が周りがコンクリートで覆われている構造になっているのに対して、5号につきましては自然斜面を利用しているものですから、どうしても繁茂してくるという状況はご認識いただきたいと思っております。 3号以外の沈砂池も若干の土砂と草が繁茂していますが、機能上、全く問題はない。ただ、見た目少し生えているなというところはあるんですが、そこにきれいに見た目するために今費用をつくるよりは、先ほどの質問じゃないんですが、まだ舗装とかのほうに予算を使ったほうがいいのかなというふうに思っていますので。その機能がとにかく低下しないように、これは、いわゆる今は調節機能を有しているものですので、それが機能しなくなるとこれは問題です。ただ、見た目上のところというところは、少しそこは優先度を落として、それよりはまだそれ以外のところに予算を持っていくべきかなというふうに考えております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) ニュータウンは、毎年、毎月、周りの整理整頓、草払いから全部住民でやっているんですよ。ほやから沈砂池だけこういうふうに汚いんですよね。ほやからニュータウンのイメージは悪いんですよ。お金の問題じゃないんですよ。中身ですよ。中身をもう少しニュータウンに合った状況に整えてもらいたいということなんですけど。だからほかにもいっぱいある、ニュータウンの中これだけ中きれいにしておって、みんなが頑張っているのに沈砂池だけ市は何も手入れしていない、そういう形なんですよ。やはり、そういうところもやはり調和の取れたいろんな整備、そういうことの考える物事はないですか。 ◎建設部長(松里智一朗君) 繰り返しになりますが、いわゆる調整池、沈砂池というところは、その機能を保全するということが大事だと考えております。 5号沈砂池につきましては、自然のその木が生えてくるので定期的に伐採等はしております。それ以上に見苦しい、あるいは害虫が増えたとかいうことがないように、我々も目視で点検をしながら努めてまいりたいと思っております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) やはり地域住民は、やはりここは沈砂池という形で本当水が梅雨時に水に心配ない、そういう考えでおりますので、やはり、こういうところもやはり整備しとって、常時、いつでも水の流れる、ためる、そういう2つの物事がちゃんとできるような体制を今後も努めていってもらいたいと思います。 じゃあ、次に、次に行きます。 これは、岩剣城ですよね。岩剣神社に向かう場所の県道から入るところの、もう前から言っているんですけど、なかなか進捗がありません。また、今回も重富の配水池から、多分、配水管の設置も行われてくると思います。そうなったときにどちらが優先になるのか。どちらを優先的にやっていかれるのか、ちょっとお聞きいたします。 ◎建設部土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 答弁にもございましたが、今現在、補助事業の導入化の補助事業というのがめどが立っております。ですので、現在の実施計画のほうで今、どの時期に着手するかということを今、検討中でございます。 どちらを優先にというお話がありましたけれども、水道事業部のほうはもう着手しておりまして、実際、着手前に我々のほうの協議もございました。同時施工が可能なのか、どっちから先にするかというところで協議がございましたけれども、我々がそのときはまだ補助事業が確定ができていなくて、測量設計には入れない状況でしたので、水道事業部のほうが先行して先に入れるというところでございました。 土木のほうでは、一応、概略設計は打ってありますので、概略設計にあたらないところに水道を入れてくださいということで協議を行いまして、水道事業部のほうに二重通しにならないように、やり直しが出ないようなところにずらしてもらった形で水道事業のほうに入れてもらっております。ですので、最終的には水道事業部の供用開始した後に道路事業を入れていくという形になるかと思っております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) ここに導入可能な補助事業のめどが立ったため、現在、4次実施計画において検討している。この4次実施計画というのを分かる範囲で内容を説明してください。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 第4次の実施計画全体というご質問ということでお答えいたしますが、現在、ヒアリングを終えまして、担当課のほうで計画策定に向けて調整中でございます。スケジュールは、例年どおりと考えております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) 一応、工事の導入の可能の補助がめどが立ったということで、また期待感を持ちながら見続けていきたいと思います。 じゃあ、次に、質問事項2のサボーランドパークの維持管理についてお伺いします。 このサボーランドパークの映像、西側にあるこの階段ですよね、この場所が。 パネルをお願いします。 ああいうふうにビスが浮いているんですよね。これ両サイドともなんですよね。ほやから片一方のれば天秤を打つような形で、だからもう板自体も大分もう古くなってきて傷みがひどいんですけど。やはり、こういうところで、前補修したときには、このちょっと離れたところにビスの打ち直しとかやってあったんですけど、そういう応急処置さえされていないんですよね。やからそういう形でそういう応急処置ぐらいはできないもんか、早急に。 ◎建設部次長兼都市計画課長(有江浩文君) お答えいたします。 このサボーランドパーク姶良の件でございますけれども、かなり老朽化のほうが進んでいる施設が多くございます。この中で、確かに木製の階段とか、こういうボードウォークのところにつきましては、くぎが浮いているところもございます。確かに、その辺りにつきましては、先週です、若干、安全の確認が、安全的に無理があるというところにつきましては、補修のほう行っているところでございます。 以上でございます。 ◆19番(萩原哲郎君) 25年経過して、西側の階段を含め大規模な修繕が必要となる施設が増えているところでありますということであります。 その中で、今回、地域振興推進事業によりリニューアル工事が行えることになりました。現在、内容、整備内容等について協議を行っておりますということですけど、この協議内容が分かれば、範囲内で説明をお願いします。 ◎建設部次長兼都市計画課長(有江浩文君) お答えいたします。 この老朽化している施設でございますけれども、過去におきましても利用される皆様方から様々なご要望といいますか、参っております。その中で、市のほうからも提案している事項もございます。先ほどございました老朽化している木製階段の補修もしくは程度が悪いようであれば、取替え・建て替えといいますか、そのような内容、それとか案内看板・説明看板、また、皆さん、ジョギングで、結構、皆さん利用していただいております、このジョギングコースのゴムチップ舗装は、こちらについても改修が必要じゃないかということで、県のほうにも申し述べているところでございます。 あとは、以前、ご質問でありましたベンチの設置とか、その辺りにつきましても要望のほうを市からも行っている、そして協議を重ねているところでございます。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) この階段、まだ骨組みは大丈夫なんですよね。ほやから箇所箇所でそういう修繕が必要やからその中でやはり全体的に表の前やった階段、あそこの防腐剤をふって、きれいに今整備されて見栄えもいいですよね。ほやからあの防腐剤でもまだずっと、全体的に舗装していけば長持ちはすると思うんですよね。だからそういう形で多分財源も少ないと思いますから、まずはそういうところも考慮しながらいい方向性を編み出してください。 最後に、公園西側奥の触田自治会が管理されている花ももの里ですよね。ここの北側に、イノシシがもうここ数年出てきて、あれ何月やったかですかね、8月か9月頃、高齢者の方がノリが生えていて転んで、軽いけがで済んだという形で。ほやからその後にうちも聞いたんですけど、あそこを洗浄機で洗い流してノリを撤去するようなことを言っていましたよということだったんですけど、その後、そういう応急処理とかそういうのを全然されていないんですけど、その考え、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎建設部次長兼都市計画課長(有江浩文君) お答えいたします。 市長答弁のほうでもございましたとおり、現地のほうにつきましては、県のほうと市の都市計画課のほうで現地の確認をさせていただいております。 管理道路の幅でございますが、約5mほどございます。一部のと言いましたらちょっと失礼な言い方かもしれませんけど、片側がのりが張ったりしております。その状況も見ていただいて、確かに、その場所を通りましたら危ないですよねということは県の方にも認識していただいておりますので、その分につきましては、本年度、どうにか対処ができないかということで、その路面の件とか、側溝の泥上げとか、あと草刈りも含めまして検討されているようでございます。 また、幅員が、先ほど言いました5mございますので、まだ余幅も結構あるようでございました。ですので、そこについては県の方も認識していらっしゃいますので、対処のほうはこれから検討されると考えてはおります。 以上です。私のほうからも申し述べたいと思います。よろしくお願いします。 ◆19番(萩原哲郎君) パネルをお願いします。 この場所は、右側が側溝があるんです。草むらの右側。右側の上が崖になっております。やからこのところを家の人が、昨日も見に行ってみたら……。(「萩原議員」と呼ぶ者あり)昨日も行ってみたら、すごくイノシシに荒らされておりました。 やはりこの道路ですよね。ここに本当のりが生えて、もうゆっくり行かないと滑る状態であります。ほやからやはり、ここを昨日も何人かがここを通っていろいろおっしゃっておりましたが、やはり応急処置、もう何ですか、のりがいっぱい生えていますからのりの撤去ですよね。あれを洗浄機でサーと1回洗うような形は、今後できますかね。 ◎建設部次長兼都市計画課長(有江浩文君) お答えいたします。 県のほうも本当にこの件につきましては、危ない状況であるということは認識していただいております。発注状況、県のほうの状況を見ながら、そこら辺りは臨機な対応を取っていきたいということで、要望も行っていきたいと思っております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) あとイノシシの駆除ですよね。これは前話したときに、猟友会と話しながらわなを仕掛けるような形だったんですけど、その後の進捗状況はどうなっていますか。 ◎農林水産部長兼蒲生総合支所長(田代信彦君) お答えいたします。 道路の側溝や適正な管理、維持管理について、鳥獣のすみかや潜み場所となる荒廃した環境の改善を管理、当該地の県のほうにも私たちのほうからも要望いたしております。 また、そのご相談を受けた日の翌日には、担当職員が本市の有害鳥獣捕獲隊員と現場の状況を確認させていただきました。それで、この場所は、捕獲規制区域内ですので、公園は、それ以外のところにイノシシの捕獲用具のわなを設置させていただきました。 しかしながら、わなを設置したからといってすぐに捕獲できるわけではなくて、昨日もまた出たということでございますけれども、11月の狩猟期に入りましたけれども、今後も捕獲隊員の協力を得ながら捕獲活動は実施していきたいと思っております。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) イノシシが本当毎晩、本当現れて相当荒らしていますよね。ほやから今後も応急処置しとって、道路のほうに最低限水が流れないようなそのような水路を何かつくるような、だから、そこの側溝を上げるというのも大分、大変だと思います。やはり予算なりいろいろ準備ができてから、そういうことは行っても構わないと思いますけど、そういう応急処置ができる範囲内の対策を取ってもらいたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ◎建設部次長兼都市計画課長(有江浩文君) お答えいたします。 確かに、もう多くの方々に利用していただいている施設でございます。やはり安全に利用していただくということが一番大切なことだと思っておりますので、その辺り、市のほうにつきましては、東側ですかね、こちらのほうは維持管理のほうをしています。それと触田側、こちらについては県のほうの管理になっておりますので、この辺り連携しながら、また、有効な方法も県のほうと協議してまいりたいと思います。 以上です。 ◆19番(萩原哲郎君) そういう形で、やはり皆さんがやっぱりいろんなウォーキング・ジョギングされる方が安心しとって通られるような最低限の確保だけはお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで、萩原哲郎議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。午後からの会議は、1時10分から開きます。(午後0時02分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時10分開議) ○議長(東馬場弘君) 一般質問を続けます。 次に、10番、森川和美議員の発言を許します。 ◆10番(森川和美君)     登      壇  昼から一番に質問をいたします松原下の森川でございます。しっかり頑張っていきたいと思います。傍聴者の方には敬意を表します。 南アフリカや香港などで今までのウイルスより激しい新たな変異株が確認されました。最も激しいオミクロン株といわれている株に、このことにより、即影響したのが株価でございます。また、原油高騰によりガソリン、灯油価格が高止まりしているのをはじめ、様々なものに値上げのラッシュの状況になっているようでございます。 そういったことで軽石の問題、あるいは赤潮、鳥インフルエンザ、これは我が市には今のところほとんど影響はないわけですが、このようなことはいつどこで起こるか分からないということで、我々、この地方自治に関わる議員として、様々な角度からアンテナを張りながら議論をしていかなくてはいけないというふうに考えております。 また、某新聞に8期32年、6期でした、8期やな。長年、議員をされた方の勇退に伴って、その地域の議会活動を取材してきた記者が、その勇退される議員に、「議員として一番戦う場所はどこですか」と尋ねに対して、即、「一般質問だ」というふうに答えられたということで、私も9月議会は一般質問をやめましたので、今回は同僚議員が、「6問というのは多いんじゃないかな」と言われましたけど、しっかり過去の質問も踏まえて、新たに質問をいたします。 まず、大きな1番目、地域類型に適した対策について。 本市の地域類型は、中心商店街、郊外住宅地そして限界集落に近づきつつある地域の3つが存在すると考えられます。 これまで、地域社会に対する支援は一律で行われてきた面がありますが、それぞれの地域で大きな差がある現在にあって、一律の支援は意味がないと考えますが、市長の見解を問います。 2番目、高校生への通学助成について。 要旨1、高校生は、バス及びJRそして自転車、あるいはまた単車で通学しております。バス定期代、JR定期代の一部を助成する考えはないか。 要旨2、自転車通学の助成については、就学期間の中で1回だけ自転車購入費の半額、上限2万円を支援する考えはないか伺います。 3番目、過去に質問した3項目について。 要旨1、高校生の医療費無料化について、2、高齢者そして障がい者の方のごみ個別収集について、3、小中学校生の給食費半額負担の質問について、市長は、近隣及び先進地等の推移を見て研究するとの答弁と記憶しておりますが、どのように検討されたか。 ここで、小中学校生の給食費半額負担については、考えおりませんということでしたので、そこはご理解をしてご答弁をお願いしたいと思います。 大きな4、養育費不払い問題について。 夫婦の離婚の際に約束した子どものための養育費の支払いが守られていないひとり親世帯の悩みが、最近、問題になっております。養育費不払いは、ひとり親世帯を窮地に追い込んでしまう。裁判をして支払いの強制執行を求める方法もありますけれども、手続や時間も費用もかかるため、生活に追われるひとり親世帯にはなかなか負担が大き過ぎると。 本市のひとり親世帯に迅速に手を差し伸べられる公的支援の構築が必要であると考えますが、市長の見解を問います。 また、海外では行政による立替え払いをする例もありますけれども、合わせて見解を求めます。 大きな5番目、敬老金支給見直しについて。 旧姶良町は、昭和43年9月15日から敬老金支給が実施されております。旧2町も同年頃から支給されていると思いますが、それぞれ支給額は違い、さらに時代に即して、現在、見直されていると思います。現在の支給内容になりました。そこで、満88歳で1万円、満99歳で2万円、満100歳で10万円を本市は行っておりますが、これを毎年80歳以上に3,000円、88歳で2万円、満100歳で5万円、誕生日で5万円に見直す考えはないか伺います。 最後の6番目、教育関連施設整備の充実について。 要旨1、小中学校の今後の施設整備計画と優先順位をしっかり示すべきではないですか。 要旨2、小中学校の体育館に空調機設置を急ぐべきではないでしょうか。 要旨3、各学校の校舎のトイレ及び体育館のトイレのバリアフリー化計画はどのようになっているでしょうか。 また、本年4月改正バリアフリー法が施行され、既存の学校にも改善義務が課せられているようでございます。加えて、公立小中学校は9割以上が災害時の避難場所にも指定されております。促進等を検討してきた文科省の有識者の会議は、今後5年間で集中的に整備する目標を国に提示しております。 そこで市長及び教育長の見解を求めます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  森川議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、3問目の3点目及び6問目のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 1問目の地域類型に適した対策についてのご質問にお答えします。 本市では、これまで様々な課題に対して、地域の特性などを踏まえた支援を行ってまいりました。 例えば、プレミアム商品券事業などは、地域に関係なく多くの方々にご利用いただける一律での支援であります。 また、市街地を含む都市部では、空き店舗解消のための商店街活性化事業補助金や防犯対策で駅周辺等への防犯カメラ設置事業などを、中山間部においては、予約型乗合タクシーや鳥獣被害防止対策事業など、地域の特徴や課題を捉えた支援を行っております。 今後も市民と共に、多様性豊かな魅力あるまちづくりが進められるよう努めてまいります。 次に、2問目の高校生への通学助成についての1点目と2点目のご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 姶良市内の高校生は、市内の高校だけでなく市外の高校へ通学する生徒もおり、通学時の交通手段は、自転車、バイク、路線バス、スクールバス、JRなどが多く利用されております。 現在、高校生に対しては、授業料相当額が支給される制度や教育費負担を軽減するための奨学給付金制度など、各学生の状況に応じた様々な支援措置があります。 そのようなことから、市としましては、高校生の通学手段にかかる助成については、現在のところ考えておりません。 次に、3問目の過去に質問した3項目についての1点目のご質問にお答えします。 本市の子ども医療費の助成対象者は、近隣の自治体と同様に中学生までとしておりましたが、本年4月診療分から非課税世帯の高校生までを対象としております。 今後、持続可能な制度運用や近隣の自治体などの状況も注視しながら総合的に検討してまいります。 2点目のご質問にお答えします。 本市におけるごみ出し支援は、令和2年度においては158の自治会が取り組まれ、当該自治会に対し自治会活動交付金を交付して助成を行っております。 また、自治会等の地域組織の実態調査の中でごみ出し支援について確認を行ったところ、既に実施している自治会と、今後、対応が可能である自治会を合わせると、およそ7割を超える自治会で支援が可能という回答でありました。 また、有料ではありますが、シルバー人材センターのワンコインサービスや社会福祉協議会の生活支援サービスなど、ごみの個別収集が可能な事業が実施されております。 これらを踏まえ、対象者の要件設定や支援内容等について検討しましたが、既に取り組まれている自治会や事業所との調整を図る必要がありますので、今後も自治会の協力や事業所の理解もいただきながら、本市の実情に合った最適な方法について検討してまいります。 次に、4問目の養育費不払い問題についてのご質問にお答えします。 離婚したひとり親家庭の生活の安定と子どもの健やかな成長のため、養育費の確保は非常に重要なものと考えます。 民法においても、父母が離婚するときは子どもの利益を最も優先して考え、養育費の分担等を協議で定めることと明記されており、離婚届書の様式にも養育費等の取り決めについてチェック欄が設けられております。 市としましては、離婚届の用紙とともに養育費等に関する資料をお渡しするなどして、啓発に努めております。 また、国においては、法務省と厚生労働省が連携し、令和2年に不払い養育費の確保のための支援に関する検討枠組みが設置され、公的支援の在り方等について検討がなされております。 市が養育費の立替え払いを行うことは現状では考えておりませんが、今後も支援の在り方について、国の動向を注視してまいります。 次に、5問目の敬老金支給見直しについてのご質問にお答えします。 敬老金支給事業は、長寿を祝福して高齢者に敬老の意を表すことを目的として、昭和41年及び昭和43年から実施しており、日本古来の長寿をお祝いする米寿、白寿、百寿の満年齢に達した方を対象に、条例で定められた額を支給しております。 支給額等の見直しにつきましては、同様の事業を実施している他自治体の現状を調査した上で、本市の現状と比較し、総合的な視点から研究してまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君)     登      壇  3問目の過去に質問した3項目についての3点目のご質問にお答えします。 学校給食費については、食材費のみを経費として保護者から徴収しておりますが、その負担については、要保護家庭には全額、準要保護家庭にあっては8割を市が支給するなど、これまでも一定の負担軽減措置を講じており、令和2年第4回定例会でお答えしたとおり、給食費を半額負担する考えは現段階ではございません。 次に、6問目の教育関連施設整備の充実についての1点目のご質問にお答えします。 小・中学校施設整備計画につきましては、令和2年度に姶良市学校施設等長寿命化計画を作成しております。 この計画は、平成25年に国が定めたインフラ長寿命化基本計画において、令和2年度までに個別施設ごとの長寿命化計画の策定が求められたことにより、国、県の指導の下、作成したものであります。 この計画策定につきましては、施設の損耗状況に応じた長寿命化改修工事、大規模改修工事、建て替え等のほか、教室等の照明のLED化やトイレの乾式化、バリアフリー化についても盛り込んだ計画となっております。 現在、教育委員会では、この計画を指針としまして、これからの事業の導入等を進めているところです。 ただ、この計画は将来的な市の財政状況を勘案したものではないことから、今後の本市の財政状況に合わせて見直しを進めていかなければならないものでございます。 2点目のご質問にお答えします。 小・中学校の体育館の空調整備については、現在、国・県などから空調の整備を促す指導はございません。 また、体育館の空調設置については、1校当たり5,000万円から6,000万円必要であることから、全ての学校の整備には莫大な予算が必要になると考えられ、現段階での設置は困難と考えております。 現在、児童生徒は大型扇風機等の設置により熱中症対策を行っていますが、体育館は学びの場としてだけではなく地域の避難所としての側面もございますので、今後、災害時に避難が長期化するなどの状況次第では、レンタルによる避難所用の可動式空調設備の導入等を検討していく必要があるものと考えております。 3点目のご質問にお答えします。 学校施設のトイレにつきましては、バリアフリー化と併せてコロナ禍による衛生面から乾式化の必要性が求められております。 これらの改修は、多額の費用や期間を要することから、今後、大規模改修を行う中で、整備する方針としております。 バリアフリー化については、バリアフリー法の施行に伴い、県の指導もあることから、令和4年度に新たに学校施設バリアフリー化整備事業として予算化に努めてまいります。 この事業において、小・中学校のバリアフリー化に向けた計画策定を行い、学校施設のバリアフリー化を図ってまいります。 以上、お答えといたします。 ◆10番(森川和美君) 答弁をいただきましたが、まず、この1番目の地域類型に適した対策についてでありますけれども、答弁において、その地域に応じて様々な支援をしてきたということですが、この質問を通告してから、この「決算でござる」アイラヴューの11月号の中の市長の毎回出されておりますこの興味しんしんというところに、このことはちょっと触れられておりますよね。コミュニティとの協議を意見交換をさせていただきましたということですが、こういうことを踏まえて、今、姶良市において、どのような区分に分かれていると認識ですか。二極化、三極化、四極化。 ◎市長(湯元敏浩君) 観点によって極の分かれ方違うと思うんですけれども、地政学的なことだろうか、それとも人口的なことだろうか、諸問題のことだろうかというところの部分で極の分かれ方は違うと思いますが、地政学的には、山間部、中山間部、そして都市部という形で分かれているでしょうし、人口的には、やはり、いわゆる下場といわれている方々、そして上場といわれている山間部の方々の二極分化されているんじゃないかと、そういうふうに思いますけれども、その目のつける視点によって違うと思います。 ◆10番(森川和美君) そういうことじゃなくて、総体的に、例えば、山間部の場合は人口減少、あるいは高齢者のみの方が多いというか、あるいは子どもたちがあまりいない。そういう総合的な観点で私は尋ねているんですけれども、もう1回、冷静に答えてください。 ◎市長(湯元敏浩君) もちろん山間部は過疎化が進み、人口も少なくなってきています。そして少子高齢化、高齢化の部分が進んでいると。都市部のほうは、子どもたちが多くなって、子育て世代も多く、そして流入人口も多いというような分かれ方をしておりますが、そういった観点からはそのように私もそう考えますが。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) 取り方はいろいろあるわけですけれども、山間部においては、今おっしゃったようにそういう状況ですね。 それから中央の商店、商業施設のところ、あるいは郊外の、姶良市は特に中型の開発で住宅が若い方を主に転入してきているということで、そうしたことから、一律的な様々な支援においては限界があるんじゃないかと、意味がないのじゃないかというのは、少し私が反省せんといかん点でありますけれども、そういうことから、きめ細かな支援が必要ではないかという観点からお尋ねしているわけですけれども、答弁におけば、このプレミアム商品券などをおっしゃっているわけですけれども、これは、私が尋ねているものにはそぐわないと思ったりしているんですけれども、それはそれでいいとして、山間部のことについてはそういう状況であるから、地域コミュニティ、あるいは自治会、市民の力を借りながら身近な思いやりのある支援が必要だと思っているんですけれども、私が少し一番気になるのは、この商業施設周辺の問題ですね。交通渋滞、あるいは遅くまで営業をやっているから、電気等の光の関係、あるいは騒音、悪臭、そこら辺りは今までにあまり気がついていない部分ではないかと思っているんですが、その辺はどのように捉えていらっしゃるでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今森川議員言われるとおり、先ほどの市長答弁にも答弁で回答しておりますが、それぞれの地域の差ではなくて、地域の特性の違いがありますので、その地域ごとに今抱えておられる課題・問題点につきましては、その都度、各中身によって担当部署のほうで、いわゆる十分ではないかもしれませんが、細かい対応ができるように日々努力はしている状況ではあるかと思います。 以上です。 ◆10番(森川和美君) そういうことで、市長がこの最後のところに、「中山間部では進む高齢化への不安や猿の被害対策、生活道路の草払いなどのマンパワーの不足など、生活に密着した課題が横たわっています。これらはすぐに対応しなければいけないものばかりです」とすばらしい内容になっておるんですが、このことは、市長はどういった思いでここに示されていらっしゃるんでしょうか。 ◎市長(湯元敏浩君) 私は、コロナ禍において、去年の今の時期、11月ぐらいに、17か所のコミュニティ協議会を回らせていただきました。そしていろいろな課題があるということを認識した上で、また、2年近くコロナ禍が続く中で今年の9月ぐらい、10月ぐらいにまた17か所を回らせていただきました。その中で、やはりそれぞれが抱える問題が同じもの、同様なものを抱えている課題、それと地域ごとに違う課題というのが非常に明確に分かっているところでございます。そこの中ですぐに対応しなければいけないものというのは非常にあるなということで、これから先の1年、2年、そしてコロナ、アフターコロナの状況になったときも含めて、成熟した姶良市にしていくために私たちが取り組まなきゃいけないものだという思いで書いたものでございます。 ◆10番(森川和美君) 分かりました。あと5つありますからね。時間調整が難しいんですが、そういうことからその地域に合った、そして思い切ったこのソフトの部分とハードの面を今後も続けていただければと、こういうふうに考えております。 2番目の高校生の通学助成ですけれども、私は、以前、高校生にあまり光があたっていないということも申し上げた経緯があるわけですけれども、答弁にありますように、今、授業料の支給とか、あるいは奨学金等々のこともありますけれども、高校生の、特に私は女学生に姶良駅やらで、あっちこちでお話を伺ったら、こういう通学助成が出たら本当に助かりますと。高校生になりますと、結構、交際費、友達との付き合いにかかるお金やら携帯、あるいは、結構、身なりにかかるものもお金がかかるということで、この通学の関係が非常に望まれておると、望んでいるということなんですけれども。これは、どうなんですかね、そこら辺りに着目したことを含めて、高校生が小学生・中学生よりも相当な費用がかかるというのは認識ですかね。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 確かに、いわゆる高校生、学生が通学するにあたって通学費がかかるという部分について、少しでも支援があれば助かるというのは、学生本人というよりは、もしかしたら自分の保護者に対する経済的負担をさせているという部分での思いから、議員のほうにそうお話されたのではないかと思われます。 確かに、年齢を重ねていきますと、それなりに自分のことにかかるお金もかかってくると思いますけれども、あくまでも高校に通学するという分での学業を続けていく上での支援ということに考えますと、今答弁でありましたとおり、経済的な負担に対する支援というものは国のほうで十分図られている分もございますので、以前と比べましては、かなり手厚く支援がされているものと思われます。ですので、今回、議員から質疑をいただきましたが、これ以前にいわゆる企画として、このような交通費に対する支援というものを具体的に検討したことはございません。 ◆10番(森川和美君) よく姶良市に限らず、国・県が様々な支援をやっているから、本市においてはあまり考えないというくだりがよくあるんですが、国は国、県は県、その各自治体は自治体でそこの状況に合わせて、この高校生辺りになりますと、もちろん毎月毎月のお金もかかりますけれども、親も子どもたちも将来に不安はあるからいろいろな支援を待っているという状況はあると思うんですよね。ですから、そういうところまで思いやりを持って、高校生に対しては、僅か3年間ですので、そういうところまで私は配慮するということだと思うんですけれども。 じゃあ、高校生が姶良市、何人いらっしゃるんですか。 ◎企画部長(髙山八大君) 申し訳ございません。具体的な数字、今、私、持ち合わせておりますので、担当課長が来ておりますのでお答えさせます。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 地域政策課長の中園です。よろしくお願いいたします。 令和3年3月の卒業生ということで、ちょっと押さえさせていただいているんですが、776人、4校で、市内で。そして、今現在、ちょっと数字はあれなんですけど、姶良市外のほうへ通学していると思われる生徒さんにつきましては、大体、その半分、360人ほどと一応記憶しております。 以上です。 ◆10番(森川和美君) 今の数字で360人ですよね。1,000。(発言する者あり)いやいや、いわゆる私がこの提案をしている通学定期代、あるいはサイクルの助成を対象の方が360人でいいんですかね。いいんですね。 ○議長(東馬場弘君) 森川議員、もう1回、人数を確認をしてください。 ◆10番(森川和美君) 私が尋ねたのは、だから高校生が何人いるかということですよ。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 申し訳ございません。中学生を卒業するということでお答えいたしますと、769人となっております。 以上です。 ◆10番(森川和美君) いわゆるその中でこの自転車、あるいはバス、JR定期代にかかる、その辺まではつかむことは難しいかな。どうですか。難しい。 ◎企画部長(髙山八大君) 申し訳ございません。そこまでの数字は持ち合わせておりません。 ◆10番(森川和美君) やっぱりそこなんですよね。私なら、各高校に問い合わせをして把握して、何か対策を打てるものはないかというものを役所はそこまで気を遣っていくべき世の中になっていると私は思っているんですけれども、高校生だからちょっと姶良市内の子どもじゃない、学校に関係ないからそういうところまでつかむ必要はないという捉え方じゃなくて、きめ細かく、そこまでやるのかということの数字辺りを人数やらものをつかみながら、例えば、先ほど360人でしたかね、対象者は。何でその市外にこだわったんですか。市内でも通学ですがね。それを含めて、もう1回。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 度々申し訳ありません。姶良市外へ通学していると思われる現在の1年生、高校1年生が360人程度と把握しております。 以上です。 ◆10番(森川和美君) 市内にも通学しているわけでしょう。重富から加治木高校、加治木高校と加治木工業、蒲生、そういうことですから、もういいです。もう時間がないから。また、新たにせんなら。 私が言いたいのは、先ほども申し上げたように、そういうところまでチェックをしてもいいのではないかと。そして、例えば、こういう提案、提言があったら、できるかできないかというのを各議員のもし質問があったら、しっかりと答えられる体制づくりが必要じゃないかということでお尋ねしているんですよね。これもいいでしょう。 次は、これ3問目やな。3項目、過去の質問に対しての、高校生の医療費無料化について。これは、持続可能な制度運用や近隣の自治体などの状況も注視しながら総合的に検討してまいりますということですけれども、これ本年4月から、診療分から非課税世帯の高校生までを対象としておりますということですが、これは、本市の独自施策ではないですよね。
    ◎保健福祉部長(濱田耕一君) お答えを申し上げます。 これは、県の補助事業が4月からということで、それに乗りまして、うちの姶良市のほうも4月から高校生も非課税ということにしております。 以上です。 ◆10番(森川和美君) いつでしたかね。これにかかる費用は、びっくりするぐらいの費用はかかりませんよね。たしか、1,000万円ぐらいで済むんじゃなかったですかね、確認したいんですが。高校生を無料化した場合。 ◎保健福祉部長(濱田耕一君) 高校生の課税世帯の今援助していない方の分だけで計算を申し上げますと、大体、1月に150万円ほど、全体で、年間で1,800万円の増額になろうかと思います。 以上です。 ◆10番(森川和美君) その程度ですよね、その程度。なぜかというと、高校生は一番元気盛りであまり病気、疾病はしないわけです、もう。恐らく、かかるのはけがだと思うんですね、骨折、けが。そういうことですから、これは、やろうと思えばすぐできる内容じゃないかと思っているんですけれども、そういった考えはないですか。よく財源がない、財源がないということなんですけど、そういう姶良市は、1,000万円、2,000万円ぐらいのことで財源がないという言葉はあまり適していないと思うんですけれども、いかがですかね。 ◎保健福祉部長(濱田耕一君) このご質問を前回されたのは平成29年当時されていらっしゃるんですが、その後、先ほど申し上げましたように、今年度から非課税を高校まで対象者にあげたところなんですけれども、当初につきましては、経済的理由によって、子どもたちが病院に行かないことで重篤化したりとか、死亡に至らないようにというこの制度が始まったのが始まりでございます。 そういったことなどを鑑みますと、ただ、現在におきますと、少子化対策という形で、基本的には、保護者の経済的負担とか、そういった部分を軽減する形に変わってはきておりますけれども、これにつきましては、年度ごとに対象、周りの市町村とも協議といいますか、注視しながら、鹿児島市、霧島市、姶良市は同じような制度になっております。そういった近隣との動向を見ながら考えいきたいと思います。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) 分かりました。 3番目の小中学校生の給食費半額負担について。これ私は、2回目、3回目ぐらいだと思っているんですが、この後、同僚議員もお尋ねをしているようでございますが、教育長は、こんなふうにお尋ねして、答弁をされているんですけどね、全額やりますと3億2,000万円だと、半額でも1億6,000万円ということで、仮に、2年間として3億2,000万円は必要になるということ。これこういうふうに議事録はなっているんですけれども。そして答弁の中には、なんかおかしくなったな。飛んでしまったな。ちょっと休憩をお願いします。 ○議長(東馬場弘君) しばらく休憩します。(午後1時50分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時50分開議) ◆10番(森川和美君) 答弁の中に、「要保護家庭には全額、準要保護家庭にあっては8割を市が支給するなど、これまでも一定の負担軽減措置を講じており」ということなんですが、「半額負担をする考えは、現段階ではございません」ということですけれども、これ全額でした場合、3億2,000万円確認しますが。 ◎教育長(小倉寛恒君) 本市の児童生徒は毎年数が増えてきておりまして、現在ではもう3億3,000万円という数字でございます。 ◆10番(森川和美君) じゃあ、その3億3,000万円から要保護家庭、準要保護家庭の分を差し引いた場合、どれぐらいになりますか。 ◎教育部長(塚田佳明君) お答えします。 助成額としまして約5,000万円程度というふうに思っておりますので、それを差し引きますと、2億8,000万円程度とではないかというふうに思います。 以上です。 ◆10番(森川和美君) 2億8,000万円、そうしますと、半額にしますと1億4,000万円という認識でいいんですかね。いいですよね。 ◎教育部長(塚田佳明君) そのように捉えております。 以上です。 ◆10番(森川和美君) そこでお尋ねしたいんですが、1人が、大体、4,000円から5,000円ぐらいだと思っているんですけれども、子どもさんが2人、3人、4人いるところは非常に大変だということをよく聞くわけですけれども、そして要保護家庭、準要保護家庭ということで、親の収入によりこの子どもの給食費を分けてしまっている状況があるわけですが、このことについてどうお考えですか。 ◎教育長(小倉寛恒君) 要保護家庭とは、いわゆる生保、生活保護受給家庭ということになりまして、準要保護家庭というのは、子どもたちの学校のいわゆる学用品、こういったものについての一定の補助を行う、そういう家庭になるわけでございます。分けてるとはそういった家計の非課税家庭を準要保護家庭という、一定の線引きはしているわけでございます。子どもたちがそれで分けられるということはないわけでございます。全く平等に扱っているというところでございます。 ◆10番(森川和美君) それでは、質問の要旨と変わってくるわけですけれども、そういうことを総合的に踏まえて、2人目、3人目の子どもさんに対してのを今度は絞って、半額負担ということにはどうなんでしょうか。 ◎教育長(小倉寛恒君) いわゆる多子世帯に対して、いわゆる3子以上の家庭に対して、どういった補助をするかということになってくるわけでございますけど、そこから準要保護家庭を除去するというのが、それは非常に、計算上、非常に難しいところがありまして、準要保護家庭の中で第3子以降の子どもが何人いる、どういう世帯に何人いるかというのは、ちょっと現段階では計算しにくいところでございます。 ◆10番(森川和美君) このことには今、私の通告から外れましたけれども、ご理解をいただいて、その辺の多子世帯に対しての補助を、今後、検討をされるべきではないかということを要請して、この養育費不払い問題について再質問していきたいと思うんですが。 本市のこの離婚組というんですか、年間にかなりありますけれども、これをまず確認したいと思うんですが、離婚者、離婚組幾らぐらいですかね。 ◎市民生活部長(吉永惠子君) お答えいたします。 姶良市で受理した件数でお答え申し上げますと、令和2年度で128件でございます。 以上です。 ◆10番(森川和美君) 多いですね。そういうことから、ここに、2016年度全国ひとり親世帯等の調査による内容で、「養育費を受けたことがない」が母子家庭で56%、父子家庭で86%であったという。また、母子家庭では、受け取っているのは僅か24%という調査結果が出ているんですけれども、これはやはり問題なのは、離婚時に養育費の取決めをしっかりしていないということだと思うんですけれども、本市は、このことについては、離婚届の用紙とともに、養育費等に関する資料をお渡しするなどして啓発に努めておりますということなんですが、この離婚、そして養育費の不払いのことについて、行政がどこまで関わるかというのは非常に難しいところではあるでしょうが、このことが様々な、こんな言ってはあれですが、事件につながったり、一番迷惑を被るのは子どもなんですよね。そういうことで、この養育費の親が、親に対しての権利といいますか、いやいや、いうことがよく言われておるんですけれども、もらう権利は私は子どもだと思っているんですが、そこはどのように捉えられますか。 ◎市民生活部長(吉永惠子君) お答えいたします。 養育費とは、子どもを看護、教育するために必要な費用のことであると認識しております。子どもと離れて暮らす親が子どもに対して支払うもの、一般的には、経済的、社会的に自立をしていない子どもが自立するまで、例えば、大学を卒業するまでに要する費用等を意味しており、衣食住に必要な経費、教育費、医療費などがこれにあたると考えております。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) そういうことだと思いますが、実際は、なかなか最初、一部の取決めをしても、一、二年で途切れたり、あるいは再婚すると、前の子ども、奥さんのことを忘れがちになるということが私はあると思うんですけれども、そういったことを踏まえて、親に対しての一つの、横文字で言いますとガイダンス、これが必要だと思っているんですけれども、そこら辺りを含めて、今後、何らかの形でこういうぺーパーだけじゃなくて、どこか場所を設けてそういった専門家の話等あたりは考えられることはいかがでしょうか。 ◎市民生活部長(吉永惠子君) お答えいたします。 令和2年6月に法務省と厚生労働省が、不払い養育費の確保のための支援に関する枠組み、タスクフォースと呼ばれておりますが、そういう組織を立ち上げております。その中で検討されたのが、ひとり親家庭に対する支援において重要な役割を担っている自治体において、離婚届を受理する実務を担っている戸籍担当部署とひとり親家庭の相談支援等の実務を担っているひとり親支援担当部署が相互に連携することにより、養育費の確保に資する早期の情報提供や相談支援等につなげていくことが重要であるという認識が示されております。 私どももその具体的な方策といたしまして、戸籍の離婚届の配付、また、離婚届の受理のタイミングを活用するなどして支援が必要な方を把握し、ひとり親支援の担当窓口につないで、また、相談が必要な方につきましては相談室、既存の相談室もございますので、そこで相談を受けてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) このことは、法務大臣が養育費の在り方を中心に離婚制度を検討するため、法制審議会に諮問するという方針が示されたという新聞記事があるんですが、この辺は確認というか、その辺のところは認識されていますか。 ◎市民生活部長(吉永惠子君) ただいまの質問に対しては、担当課長がまいっておりますので答弁させます。 ◎市民生活部市民課長(中島信子君) 市民課長の中島でございます。よろしくお願いします。 離婚後の養育費の不払い解消に有効な施策を検証するためということで、法務省のほうは全国の5つの自治体と連携をしたモデル事業を始めております。全国の中で山口県宇部市、兵庫県宝塚市、千葉県東金市、三重県伊賀市、熊本県人吉市をモデル事業といたしまして、離婚届の提出や児童扶養手当の申請の際に、離婚する当事者に接する機会を捉えて、窓口業務をきっかけにして、養育費不払いの解消が図れないかを検証していくモデル事業ということで聞いているところです。 以上でございます。 ◆10番(森川和美君) 今回は、非常にこれちょっと無様な質問になってしまいまして、数が多過ぎたというふうには思っているんですが。ただ、この12月議会ということから、確認をしたいということも含めてたくさん出したわけですが、市長も残り4か月切ったわけですけれども、私がいつも申し上げておきたいのは、そこまでやるかというところまで市民の立場になって、財源を見つけ出しながら姶良市に住んでよかったと、姶良市に転入してきたよかったという環境づくりに頑張っていただければと、こういうふうに思います。終わります。 ○議長(東馬場弘君) これで、森川和美議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。10分程度とします。(午後2時04分休憩) ○議長(東馬場弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後2時14分開議) ○議長(東馬場弘君) 一般質問を続けます。 次に、15番、吉村賢一議員の発言を許します。 ◆15番(吉村賢一君)     登      壇  こんにちは。きょう最後の質問者になりました。議席番号15番、市民クラブの吉村でございます。 傍聴にお見えの方並びに中継でご覧の方、最後までよろしくお願い申し上げます。では早速一般質問に入っていきます。 項目1、姶良の観光は今基礎を整備すべきではないか。 要旨、コロナ禍で人の動きがあまりない状態であるが、日常がいつ戻ってきてもいいように今から訪問客のための環境を整備しておく必要がある。そこで以下について問います。 (1)加治木八景が現存するわけだが、姶良市八景なるものを公募選定したらいかがか。 (2)麓遺産を市内各所で区域指定や保存を試みようではないか。 ①麓は帖佐、仮屋町、平松、下名の各所にある。蒲生以外の地域をどう生かして、どう残す考えか問う。 ②古民家や石垣、石門、石蔵などそれぞれの地域の財産を地域資源として、潤いのあるまちづくりにするための所在図整備と構造物管理補助が重要であると思う。文化歴史風土が光り輝く誇れる姶良市にする考えはないか。 ③重富小学校の前に立派な武家屋敷塀跡があったがいつの間にか分譲住宅変わってしまった。保存地域指定とか区域指定を検討できないものか。 ④麓以外でも現存する旧家、石垣等々、町並み保存を積極的に進める考えはないか問う。 (3)文化財等見どころの管理について草刈り、清掃や損傷などのチェックなど日常的な管理は徐々に自治会やボランティア団体にお願いする手法を考えたらどうだろうか。 (4)観光資源、特産品の発見について。 ①里山トレッキング・海の遊覧船・川の渓流釣りなど身近な自然のコースを紹介して市内・市外の人に楽しんでもらう。これは、市が直営で行うことは困難だと思うのでNPO法人または任意団体に任せる形で行えばどうだろうか。 ②奥州・仙台名物の牛タンは多くを市外から原料は仕入れるということであります。あご肉も更に姶良としての知名度を上げるために(ふるさと返礼品など)、そういったものに使えるように、不足する場合は市外から仕入れることも検討すべきであると思うがいかがか。 (5)桜島・錦江湾ジオパークの指定を観光にどのように活かそうとしているか。 (6)人のおもてなしで再訪のきっかけづくりを。 ①市民にも様々な切り口で市内の各名所に親しんでもらう機会を設けたり、広い範囲での情報窓口を一元化し、データを集約しながらパンフレット作成も計画的に行うべきだと思うがいかがか。 ②観光協会により貸自転車は取り組まれているが、見どころを結ぶルートの紹介・自転車道整備・標識・案内板の充実を図ることはできないか。 ③県内一住みよいまちづくりを目指すには、外来の人々に対するまちの案内、接待も重要なことであり、市職員も積極的に参加するなど官民一体となって行うべきと思うがいかがか。 ④有料ガイド、体験学習(スポーツカイト、カヌー等)のシステムを市独自でも構築していったらどうか。 項目2、農林業の今後について。 (1)農業は後継者不足の現状だが、儲かる農業にする方策は検討しているのかどうか伺います。 (2)山林は防災の観点からも、保全管理に手を尽くすべきであるがどのように考えているか伺います。 あとは、一般質問者席から質問を続けます。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  吉村議員のご質問にお答えします。 1問目の姶良の観光は今基礎を整備すべきについての1点目のご質問にお答えします。 加治木八景は、「龍門滝」や、「郷田の滝」、「蔵王岳」、「黒川岬」などに8つの石碑が建立され、景勝地として、まち歩きの観光スポットとなっております。しかしながら、今やインターネットやSNSの発達によりスマートフォンで、「姶良市観光」と検索すると姶良市内の観光スポットの情報が簡単に入手できる時代です。これからは、多くの方々に姶良市の情報を見ていただくために、昨年、錦江湾奥会議で取り組んだインフルエンサーと呼ばれる方のネット上への観光地体験の投稿や、また、高校生などによる、いわゆるインスタ映えする画像や動画の投稿の機会づくりなどが、より魅力ある情報の発信につながると考えております。したがいまして、市民がそれぞれ魅力を感じる素材となる風景が多くあることから、「姶良市八景」として特定の場所を限定して選定する予定はありません。 2点目の1番目から4番目までのご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 現在、帖佐、仮屋町、平松、下名などは、利便性などから住宅が立ち並んでおりますが、こうしたエリアに少しでも麓を感じられる風景を残すことは大切なことと考えます。 一方で、この麓を感じられる風景を残すには、その地域の方々の考えを考慮することが重要であるため、地域の方々の声を聴きながら研究してまいります。 3点目のご質問にお答えします。 本市の観光地につきましては、市がシルバー人材センター等に委託し、定期的な草払いやトイレ清掃を行っております。また、ボランティアガイド会の方々や、市民から器物損傷があった場合、連絡をいただき景観等の維持管理に努めております。 本市の文化財につきましては、職員による定期清掃や、シルバー人材センターへの委託により、随時維持管理を実施しております。また、本年度から、姶良歴史ボランティア協会に文化財の巡回を依頼し、現況確認及び軽微な清掃作業を行うことにより、年間を通した景観維持に取り組んでいるところであります。 今後も、地域の方々が文化財に愛着を持ち継続的に維持管理していただけるよう、周知啓発に努めたいと考えております。 4点目の1番目のご質問にお答えします。 現在、市観光協会と協力して、「ウォーキングイベント」、「フットパス」などの身近で自然あふれるコースのまち歩きをホームページなどで案内しております。 さらに、市観光協会では、県の補助金を活用し、ホームページの刷新を行っており、その中でさえずりの森のピザ窯体験、和紙ギャラリーの手作り体験、遊漁船などを案内できるよう計画されております。 このように、体験型観光につきましては、市が直営で行うより、NPO法人などの民間団体に担っていただくことが、地域活性化や、観光資源の有効活用につながると考えております。 2番目のご質問にお答えします。 あご肉は、本市のB級グルメとして、市の観光パンフレットや鹿児島県観光連盟のガイド本などに掲載するとともに、各種イベントへの出店やマスコミなどへの紹介で知名度アップを図っているところであります。 なお、あご肉につきましては、市内の取扱い店舗では、既に市内外の業者からの取引を行っていると聞いております。 5点目のご質問にお答えします。 桜島・錦江湾ジオパークの認定を受けまして、本年度は、構成市である姶良市・鹿児島市・垂水市と共通仕様の案内板を3か所設置予定であります。また、市の広報紙におけるジオパーク特集連載や、市ホームページでのジオパーク内の見どころ、いわゆるジオサイトの案内などを行っております。 観光に生かすためには、まずはジオパークの認知度向上を図るための事業、構成市3市を巡るスタンプラリーや、小学生のジオパークスケッチコンクール、小学6年生への副読本の配布を行っております。 6点目の1番目のご質問にお答えします。 人気のあるウォーキングイベント「歩こうよ あいら」の参加者の半数以上が姶良市民であります。 ウィズコロナの時代、遠出を控える傾向があるためこのようなマイクロツーリズムで、市民の皆様に地元の素敵な場所を再発見できる機会を増やしたいと考えております。 現在、姶良市観光パンフレットの中では、観光スポットをはじめ、各種イベントやランチスポット、龍門司焼などの特選みやげ、「ジオパーク」のサイトや、「あいらフットパス」、「姶良市PR動画サイト」へ誘導するQRコードを掲載したものを作成し配布しております。 市としましては、市観光協会と情報共有し、それぞれのホームページなどで、様々な情報発信を行っていくこととしております。 2番目のご質問にお答えします。 本年度、市観光協会では、観光庁支援事業による、「eバイク」を活用した「あいらレンタサイクル」の実証事業を行っております。 今後この事業の結果を踏まえ、市内全域の周遊コースの検討をすることから、市としましても情報共有を図り、見どころを結ぶコース選定で連携を図ってまいります。 3番目のご質問にお答えします。 コロナ禍において各種イベントを行う際は、人数制限を設定せざるを得ない状況が続いておりますが、今後とも、観光イベントなど様々な行事に市の職員も、市民のひとりとして積極的参加を呼びかけてまいります。 4番目のご質問にお答えします。 現在くすのき自然館や、民間事業者が重富海岸でウォータースポーツである「SUP」と呼ばれる立ちこぎボードや、「ウェーダーウォーク」と呼ばれる胴長靴を履いての干潟散歩体験、カヌー・カヤックなどの有料体験に取り組まれております。 市としましては、民間事業者が行うこのような事業に対し、引き続き側面から支援を行っていきたいと考えております。 次に、2問目の農林業の今後についての1点目のご質問にお答えします。 農業の後継者及び新規就農者の確保策としては、就農初期の経営支援が重要であることから、平成23年度から市独自で新規就農者支援事業を開始し、24年度からは国の農業次世代人材投資事業も用いて後継者と新規就農者への支援策を講じております。市の新規就農者支援事業では、これまで36経営体に支援を行っております。 就農後は、営農技術の向上と所得向上を目標とする支援策として、農政コーディネーターや指導農業士と連携しての栽培指導、JAや県・市で組織するサポートチームによる営農資金等の相談や経営安定に向けた支援を行っております。 また、本市の耕地面積のうち83%が水田であることに着目し、従来の主食用米の生産に加え、飼料用米などの非主食用米の栽培も推進しております。この非主食用米の栽培は、新たな機械等の設備投資が不要なため、初期投資費用を抑えながら新たな作物栽培を行うことで、より利益を見込める農業になるのではと考えております。 今後も農地の集積や、利用率が低い水田裏への作物の検討と推進を図りながら、本市の農業の特性に合った支援策を模索し、農業経営の安定と発展を図るよう努めてまいります。 2点目のご質問にお答えします。 我が国の森林は、昭和40年代に積極的な植栽が行われ、近年、利用期を迎えつつあります。 森林の保全管理を進める上では、これまでの間伐による取組に加え、再造林等の取組も重要となっており、林業従事者の確保や高性能林業機械導入、ドローン等を使った次世代林業への取組等への支援を行い、活力ある林業を推進して保全管理につなげたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆15番(吉村賢一君) まず観光とはということなんですが、観光については皆さんご承知のように見る側、行く側というのはサイトシーング、迎える側というのはツーリズムということになっています。市として、この姶良市において観光、こういう事業をどういうふうにとらまえているか、まずその前提をお伺いしたいと思います。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今、議員仰せのとおり迎える側としての観光といいますと、やはりその見どころというところを整備をしていく、あと、安心して安全に見ていただく、快適に見ていただけるような形で整備をするっていう基本的な考え方によるものと思っております。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) そこで(1)加治木八景はあるんですが、姶良市八景というのはない。考える予定はないということです。やはり加治木八景というのは、例えば歩く場合の見どころとして非常に大きなポイントになるわけです。姶良八景と、また出していくと、またそれが大きな回遊する際のポイント、目安になると思うんですね、目標地。ですから、そういった意味でそれは八でなくてもいいんでしょうけど20あってもいいかもしれません。あるいは、もっと多くてもいいかもしれないんですけど、そういったところをつないでルートを作っていくとことは、一つの周遊、回遊につながっていきます。 ですから、そういった意味で目標を作る。それから一つの指標としていろんな指標があります。歴史的な指標、田の神さぁがあるところの指標、ルートを巡るとか、あるいは城跡を巡るとか、あるいは寺社仏閣を巡る、いろいろあると思うんです。でも、そういうあまり歴史に興味のない人は景色のいいところに行きたいなということで、そういう景観のいいところを回りたいなと。そういった中でやはり八景というのは必要じゃないかなというふうに思います。 ですから、そういった意味で市民から公募すると、そういったことを公募するということにおいても、市民が姶良市を知ることにもつながるわけです。そういった意味でもうちょっと考えて、フォトコンテストもこれに絡めて八景というのを考えていくというのは重要じゃないかなと思います。 それと、八景というのは何から生まれたかというと、中国の湖南州の洞庭湖、そこの景色から生まれたということなんですが、日本で言えば青梅八景あるいは金沢八景というのが有名ですし、そこに姶良八景というのを売り出していってもいいんじゃないかなと思いますが、もう一度これについて回答をお願いします。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今、議員仰せのとおり、様々ないわゆる見どころというものがございますし、それは遺跡旧跡に問わず、もしかしたら感じられる方によっては今の現在の風景、近代的なものも景観のいいところという、反応される方もいらっしゃると思います。 そのように人の見方、感じ方には様々なものがありますので、そういったものをSNSでありますとか、そういったものを個人的に発信してくださる方、自分が感じたものを発信される方もたくさんいらっしゃいますし、そういった分では「8」ではなくて、「20」でも、というお話もあったですけども、数を指定してということはなかなか難しいところもあると思いますので、そういったいろんな方々がいろんな姶良市の魅力を発信していただける、声を出していただける自信を持って姶良市の魅力を高めるという方法がいいのではないかなと考えておるところです。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) 今ちょっと思いついたんですが、例えば、田の神様でも、「田の神八景」とそういうのも出てきますし、いろんな考え方あると思うんです。 それとやはりウェブで見るというか、そういうのはなかなかルートがよく分からないというか、ほかの施設との関連、ああ、ここ行ったら隣にこんなのがあるんだというのが見えないところがあります。ですから、そういった意味で面的に点在図を整理して、それでパンフレットとして見える化するというのも必要だと思うんですよね。ですから、その辺をもう少し検討を深めていただきたいと思います。 ある人から言われました。姶良市で観光って何だと、何があるんだと言われました。いや霧島神宮みたいなのがあるのかね。桜島があるのかねって、いや桜島は見えるよと。でも、そうじゃなくてやはり何がいいかというと、小粒でキラリと光るのがいっぱいあるんですよね。あるいは国指定の文化財、県立公園もありますし、それから当然、市指定の文化財もたくさんあります。龍門滝もあります。あるいは三坂もあります。それから蒲生の大クスもあります。もう住吉池もあります。結構いろいろあるんですよ。ちょっと考えるだけでも結構なさそうでいっぱいあるというすばらしいところじゃないかなんと思うんです。 ですから、アピールをしていく、こういうお年寄りはもちろんスマホでも見るでしょうけれど、紙ベースでもやはり見られるというのを一つ、それを見て俯瞰的に見れます。全体が見られます。その中でこういうコース取りをしようというのはできるんじゃないかなと思うんですが、今の私の発言を踏まえて、何か考えるところがあれば回答をお願いいたします。 ◎市長(湯元敏浩君) 姶良市八景もいいんですけれども、今、既存にある加治木八景さえも姶良市民が全部行ったことがあるかどうか、それをまずこれだけ昭和37年から建立されてやったのを、まずは広めるのも必要なんじゃないかなと思っています。私全部行きました。建立されてあります。それも私財で建立したというのを聞いて非常にびっくりしております。 そういった先達の方々のを、まずは姶良市民が全員知るということも必要なんじゃないかなと思っています。そして、今、私事で恐縮なんですが、先日、蒲生の白男の阿良波須神社の紅葉をフェイスブックであげたところ、かなりそれに興味を持たれた方がそこに行かれました。そしてその反応を知らせてくれました。そういった今時代になっているのかなということも踏まえまして、その阿良波須神社の紅葉というものが写真や今の現在の写真で知らせることができるツールがある。そういった時代になっているということも観光に、そしてまた発信につながるのではないかと実感したところでございます。そういったところも必要な今時代になっていると思っております。 ◆15番(吉村賢一君) 加治木八景を見てもらったということで、非常にいいことだと思います。 この中の職員、議員含めて加治木八景に行かれた方は少ないのかもしれません。立派な石碑を先ほど言われましたように、私費で作ってちゃんとそれが現存しています。そこが一つのまた、先ほども言いましたように観光名所になっています。 例えば「道場原の逆富士」なんて言うとほとんどの方は知らないと思うんですけど、いわゆる天橋立の逆さに見るというのがありますけど、それの姶良版ということで、面白い観光地、いわゆる何気ないところなんですけど、それが観光地になっています。 ですから、そういった意味でものすごくありますから、姶良市内には観光地が。ぜひそれを大事に発信していただきたいと思います。 次に行きます。 麓の件なんですが、麓集落ですかね、この麓については地区指定とかそういったのを考える、あるいは補助事業、家の改築あるいは重富で言いますと、肥後さんの家かな、もう門が朽ち果てて倒れようとしています。武家門ですよね、昔からあるような、江戸時代からあるような。ですからこういったのに対しても民間の土地、民間の建物なんですが、やはり歴史を物語るすばらしい建物だと思うんですね。こういったのに対してもう民間だから介入しないっていうんじゃなくて、やはりこういったものがあるということぐらいは、市としても文化財として、あるいは観光として知っておいたほうがいいんじゃないかと思うんですが、この肥後家の件でお分かりになる方はいらっしゃいますか。文化財絡みの方か、あるいは建築関係になるかと思うんですが、いかがですか。 ◎教育部長(塚田佳明君) ただいまのご質問の中の文化財に関する部分につきましては、担当課長がまいっておりますので、そちたらから答弁させます。 ◎教育部社会教育課長(井上隆司君) 社会教育課長の井上です。この件につきましては、本日文化財係長がまいっておりますので、係長に答弁させます。 ◎教育部社会教育課文化財係長(深野信之君) すみません。社会教育課文化財係長の深野です。よろしくお願いいたします。 肥後家の武家門については、重富島津家の家老家なんですね。家老家の肥後家の武家門のことをおっしゃっていると思います。 先ほど私どもも重富周辺を史跡めぐりをしまして、実は重富の肥後家の武家門もご自分たちで改修をされておられました。瓦も非常に新しくなって、ご自分たちで改修をされていただいて非常にありがたいなと思っているところです。 私どもも一応気にはかけておりますけれども、今のところは所有者様の努力に頼っているというところであります。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) パネルをお願いします。これは山田の上名のほうのいわゆる武家門ですね。これは古民家なんです。麓とは少し離れますが、ちょっと一緒に今映してしまいます。パネル結構です。 要するにこういった民家、いわゆる歴史を物語るもの、過去の皆さんの生活を表現しているわけですね。できたらそういう地区をある程度指定していって、その中で補助制度を考えていく。それが麓地区の集落であったり、あるいはそれ以外であっても個別に点在するすばらしい家屋あるいは建造物、石垣、石蔵、そういったものに対して補助を考えていくべきじゃないかなと思うんです。 つまり熟成した姶良市を10年先を見越して作っていこうとしたら、やはり今あるものも大切にしていって、もう10年先にはすばらしい観光地に持っていくというふうな展望の中のまず礎になるかと思うんですがいかがですか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 今、議員の言われるそのような昔の風景を感じさせるものを大切にしていきたいというお気持ちは非常によく分かります。ただ、そういう風景の中に残っております史跡でありますとか、石垣そういったものについては、まず第一として、その所有者の方々は自分の親でありますとか、先代とか、そういったものから引き継いできているものでありますので、当然、そういったものに対する愛着は非常にあろうかと思われます。それがいわゆる個人の財産であるところから、そこについての市の補助という分については、慎重に検討していく必要はあろうかと考えます。  あと、鹿児島県内にもいわゆる麓と呼ばれる地域が100ほどあるというのを最近勉強して知りました。その中で、鹿児島県内で12の麓がいわゆる日本遺産に指定されて、その中に蒲生麓も入っております。 ただ、蒲生麓につきましては、当然、旧町時代、合併時代それより前から、いわゆる地域の中でそういう地域を地域の皆さんが残していこうとそういう機運が高く、またそういった活動を地道に取り組まれて、現在、そういったいわゆる麓と言われる見どころがある程度集中してまとまっている地域であります。 そういった様々な条件があって、今現在の蒲生麓を構成されていて、いわゆる県のほうにも認めていただいておるということになりますので、そういった経緯等も考えながら様々な制度は考えていかないといけないんじゃないかと考えております。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) 蒲生の麓が今一番脚光を浴びているんですが、その蒲生の麓についてあそこの場合が例えば地区指定とか、あるいはそこの屋敷門の改修についての補助制度とかそういうのはきっちりした決まりというのはありますか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 旧蒲生町におきまして、まちづくり条例というのがございまして、それは理念条例ではありましたけれども、その条例の大本に当時その地域指定をして審議会等で決定した分について、いわゆる武家門等についての補助制度がございました。これにつきましては、合併協議の際に協議をされたんですが、いわゆる現時点は暫定条例として残っておる状況でございます。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) ということは、今現在もその補助制度というのはあるということですか。 ◎企画部長(髙山八大君) はい、そのとおりです。 ◆15番(吉村賢一君) ということは、ほかの地区もそういったのを一つのモデルにして検討ができるかと思うんですね。やはりこちらの姶良市というのは、武士がかなり住んでおったし、あるいはそういう麓もこの蒲生に限らずあちこちあるわけですから、それを大事にするためには、今言ったいい事例をまたほかのところで活用していくというふうに考えてもらいたいと思います。 パネルお願いします。 これは島津忠将の墓地ですね。ご存じの方いらっしゃると思うんです。帖佐駅前です。パネルいいです。 今見ていただいたように、草が結構生えています。ここの管理は誰がしているか分かりますか。 ◎教育部社会教育課文化財係長(深野信之君) お答えします。 島津忠将供養碑については、私どもも草刈りを行っているとこですけども、帖佐駅前自治会にお住いの保坂さんという方が草刈り、維持をしていただいております。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) 結局、もう夏は大変ですよね、草を刈っても2週間すればまた生えてきますから、そうすると近くの方、今言われたような近くの方あるいは自治会、そういったところでうまくその管理をしていただくというふうなシステムを考えていけないのか。例えば都市計画課で言うところの公園管理は自治会にその公園の清掃をお願いして、幾ばくかの補助金を出しておられたりしていると思うんですが、そこで、こういった文化財とか、こういったのもそういうふうなシステムを利用していけないかどうか考えていらっしゃいませんか。 ◎教育部社会教育課文化財係長(深野信之君) お答えいたします。 議員おっしゃるとおり、非常に文化財の数が多いですので、特に、夏場の草刈りには苦慮しているところであります。今年度、昨年度からなんですけれども、通常のシルバー人材センターへの委託に加えてボランティアによる巡回というのを始めました。 この巡回の目的というのは、草が生えている文化財をなるべく早く見つけて、そこについてなるべく早く手を加えるということです。その手を加える際はシルバーにお願いする場合もありますし、私ども職員がじかに出向いて草を刈る場合もございます。一応そういう形にして、もちろん自治会で、していただいているところもありますので、いろんな形のものを組み合わせて、なるべくいつ行っても文化財がいい状態で見れるようにやっていきたいと思っております。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) この先ほどの中で一つは姶良歴史ボランティア協会に文化財の巡回を依頼しというふうなこともあります。今年度から始まったということは非常にいいことだなと思っています。81か所、たしか1回当たり2,000円という格好じゃないかなと思うんですが、さらに詳細があれば教えてください。 ◎教育部社会教育課文化財係長(深野信之君) 姶良市を3地区に分けまして、ボランティア協会の中を3班に分けて、ですので81か所全部回るわけではなくて、3で割った数ですね、25か所ぐらいを回ってもらって、6月から11月まで一番草が生える時期に巡回をしていただいております。非常に効果がありまして、軽微な草取り自体はもうボランティアがやっていただいておりますので、私どもなるべくこの状況を続けられればと考えております。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) 非常にいい発案だなと思ってその姶良市ボランティアの実は当人にも話は聞きました。ただ、問題は年齢が上がっているんで、いつまで続けられるか分からないというふうなことがあります。ですから、しばらくは大丈夫でしょうけど次を考えておかないといかんかなという感じがしました。 それから次、パネルをお願いします。 これは観光地って言ってもいろいろあるんですね。これも観光地じゃないかなと思うんですね。隈原のある人が自分とこの畑に植えられたんです。非常にこのヒマワリ畑、季節限定なんですが、これはミツバチが2匹来てますね、こういうふうな観光地、それからこれは泗川の役、島津義弘公の、これは宗教行事になるかもしれませんが、一種の行事ですね。こういったのもそういうスケジュールの中に入れています。これは県民公園の眺望が丘というところなんですが、非常に昔はもっと展望が桜島も見えたんでしょうけど、今、草木がどんどん茂っています。こういう箇所はあっちこっちあると思います。10年経てば木も茂ってきます。 これは田の神です。城の田の神なんですが、非常に一番加治木でも小っちゃい田の神様じゃないかなと思っています。 これはまた加治木の田の神様なんですけど、川内の田の神様かな、加治木で一番古い田の神様ということですね。これも横から見るとこんな感じになります。これが大井神神社の前の田の神様です。ここの裏を見ると読みづらいんですが、どうも小山田村というふうに命名してあるようです。 これは迫の田の神をちょっと我々仲間で調べているところです。いろんな田の神様がございます。これは実は文化財指定されてないんです。文化財係長が見えているんで、後でもし分かればこれは何だろうか教えてください。六角塔みたいです。六角塔になっています。向こうの大きな石碑の手前ですね。あと、これは次ですからパネル結構です。 ということで、もう観光という観点から行くと、いろんなのがあるかと思います。ですから、そういった意味でうちらもいろんなところを紹介して歩こう会というか、歩こうよ姶良ということでその一員としてあっちこっち姶良市も紹介されています。 ちょっと伺いますが、先ほどの六角塔について分かりますか。この由来とかありますか。 ◎教育部社会教育課文化財係長(深野信之君) すみません。今ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、また改めて議員のほうにお知らせしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆15番(吉村賢一君) 実は、このように結構調べられてない、調査しつくされてないところ、先ほどの民家と同じなんですけど、いろんなやはり宝があります。ですから、これは近隣の方々とも一緒になっていろんなデータを集めて整理していくというのが必要かなと思うんです。それと当然、文化財係も手が足りないじゃないかなと、草刈りも手が足りないけど。 そこで、例えばこういう点在図を作るとか、そういった意味でこういったのに興味がある、例えて言うと地域おこし協力隊とかそういった、もちろんこういう方面に長けた方を入れて、それでこのもう少しそういう外の観点から姶良市の観光を整理していく、点在図をまとめていく、そういうことは考えられないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 地域おこし協力隊については、その自治体それぞれで様々な目的があって、任用をしている制度になりますので、今、議員の仰せられる視点というのも一つの視点としてはあるのかなと感じるところです。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) パネルをお願いします。これは思川沿いで民間の方が看板を立てておられるんですね。思川沿いのここに来る鳥類はこんなのがありますよ。私はこの日目撃したのは、このカモですか、2羽だけでしたけど、こういったのがいますよということです。 あと、次に行きます。これは姶良市で作っている一般的な立派な観光看板、黒川岬とかあるいは重富海岸、まだそのほかにも設置されていると思います。非常にわかりやすい。これが先ほど私が言ったように全体図としてもわかりやすいんじゃないかなと思いますが、旧町ごとでまとめてもいいのかなと。 というのは、これから質問しますeバイクとかそういうのを考えると、全体よりもう少し狭い範囲で見どころを抑えていくというのが必要かなと思います。パネルは結構です。 こういうやはり先ほど言いましたように看板の類いとか、そういうのも統一がされているかと。例えば丸々神社に行きたいけどどう行けばいいのと、その辺が分かるのかどうかというと、じゃ、国道の場合は比較的きれいに整理してあるんです、分かりやすいように。 ところが市道から入る場合、市道からどっかの名所に行こうとしたら看板が分かりません。ですから、先ほど言った人手が足りなきゃそういった地域おこし協力隊を借りて、その手を借りてやはりどこが足りないかね。ルートを作っていくときどこにあったほうがいいかなというところまで考えるようなシステム、人間がいたほうがいいと思います。 先ほど言いましたように、点在図もその場合きちっといろんな角度の観光の対象物を落としていけばいいし、そういったことをまたそういう観点からどうでしょうか、やはり地域おこし協力隊に限らなくていいんです。民間の団体を使ってもいいんです。姶良市観光協会もいろいろ取り組んでいますけど、やはり十分じゃないと思います、人手が。そうすると、そういった意味で今、そういう基礎を少しずつ整えていくそういったことはいかがでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) お答えいたします。 るる、議員のほうが観光につきましてお話しいただいているわけですけども、いわゆる見どころという部分では見る人によって様々な視点がありますので、非常に幅が広いと感じるところです。そういった部分でその標識だったり、道しるべだったり、そういったものが十分でないというところは議員仰せのとおりだと思います。そういった意味でマンパワーが足りないという部分であれば、そういった国の制度を使っての整備、掘り起こしというものも一つの策にはなろうかなと考えるところです。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) ちょっと前後しましたけど、(4)の観光資源特産品についての中に入っておりますけど、この中であご肉なんかは、今、姶良市であご肉を扱っている店は数多くあると思うんですが、市外で扱っている店っていうのはどの程度あるのか、そこまではご存じないでしょうか。 ◎企画部長(髙山八大君) 申し訳ございません、把握しておりません。 ◆15番(吉村賢一君) 多分、量が少ないというせいもあると思うんですが、私が発見したのは天文館の天文館本通りの脇にありますふるさと物産館ですかね、そこに、うえの家さんが、出されていました。それで「ああ、すごいな」やっぱり頑張っているねって、先ほども言いますように、姶良市内であご肉は全部供給できるはずないんですよ。ですからもう県内中から集めて先に姶良市で売り、姶良市の名物だよ、姶良市の特産品だよって売り出していく、先手を打っていくというのは重要かなと思いますし、そういった意味で市が音頭とっていってもいいんじゃないかなと思っています。 それから、さっき言いました今度はいろんな楽しみ方っていうのがあるわけなんですけど、自転車道の整備についてなんですけどね、eバイクのところに入りますけど。eバイク今、実験的に観光協会が観光庁から予算をちょっと取って頑張っているわけですけど、その辺についても自転車道というのは全然ないと思います、姶良市の場合。垂水市とかあるいは霧島市の場合、旧のJRの線路を使って自転車道を作ったりしています。 これは、前もほかの議員がいろいろ自転車道造らんかいという質問をされていると思うんですね。部分的でもできるところからやっていくというふうな考え方をお持ちでないかを伺います。 ◎市長(湯元敏浩君) 自転車のスポーツについて、その自転車の観光については、県内もそして九州内もその機運が結構上がっていまして、姶良市もそれに遅れをとらないようにということでいろいろな協議会に出ているところでございまして、今年9月に蒲生で自転車の競技大会を誘致したんですけれども、残念ながらコロナの影響で中止になりました。 そういうことで、姶良市内でこの自転車サイクルというものを周知、そしてまた親しみを持たすための誘致でもあったんですけれども、なかなかそれができなかったというところもあり、それがもしできていれば自転車を身近に感じながら、また市内の中で自転車を市民も身近に感じて、また観光客にそれを提供することの整備というものにつなげていきたかったんですけれども、まず、一番最初でちょっとそのきっかけがなかなかできなかったというところがあります。まだ、今後もその機会があればそういうことをしていきたいと思っております。 ◆15番(吉村賢一君) パネルをお願いします。 これがeバイク、アイライクホテルであるいは市の観光協会、それと蒲生の交流センター3か所で貸しているわけなんですが、これはちょうど借りに来られた方がアイライクホテルでいわゆるサドルの高さを調整して、今から出かけようというときの写真です。マスクをつけているから、いいよ、写真撮ってということで、撮らせてもらいました。 これは、「歩こうよ!あいら」の中の山の中の一シーンなんです。なんでこんな山の中を歩くんだって、山歩きじゃないないかと思われるかもしれませんが、これは昭和の年代、加治木町がこの高岡公園の開発で観光遊歩道を作った場所なんです。ところがそれからずっと利用されてないんで、こういうふうな具合で我々で道を作って以前の道跡が残っていますので、それをたどって案内したということで、観光の箇所というのはあちこちにあるなと思って、そういう意味ではぜひもういろんなデータを市なりで集めるところ、観光協会で集めてもいいんでしょうけど、人がいたらですけど、人がいなきゃ補充してそういったのを集約してもういろんな角度の観光、歩きたい人あるいは自転車で走りたい人の観光とか考えていったらどうかなと思います。パネルはいいです。 そういうことで、いろんな観光というのは先ほど企画部長が言われたようにありますので、そのように幅広くそれでじっくり今あまりお客さん来ない、こちらでいうと「歩こうよ!あいら」も市内が半分と言っていますけど、我々実は市内の人に制限していますので、そういうふうになっています。こういうコロナ禍ですから、今じっと我慢のときだと思っています。 続いて、農林業の今後について伺いたいと思います。 農林業の今後は、農業はまず儲からないので後継者がいないという単純な話になっているかと思うんですけど、いろいろ調べていくと私なりの判断では、もう簡単に言うとハウス栽培のミニトマトが一番儲かるんだなあっていろいろ調べるんですけど、そういうふうに思っていますが。そうするとそういったのにそれが本当にいいのか分かりません。でも鹿児島だったらもっといいのがあるかもしれません。そうするとそれをきっちりリードできる人間が専門家としていなきゃいかんなというふうに思ったんですけど、そういう専門家体制はどうなっているか伺います。 ◎農林水産部次長兼農政課長(萩原安信君) お答えいたします。 ハウスのトマトとか施設のほうが一番儲かるというお話ではございますが、それぞれご苦労はございます。初期投資等々ありまして、ほかの作物についても皆様努力によって所得を確保しているのかなというふうに考えております。 そのリードをされる方、指導者になるかと思いますが、現在ではJAであったり、県の振興局の職員あるいは市の農政コーディネーターのほうで、特に新規就農者に対して現地指導を行っているところでございます。 姶良市には指導農業士という方もいらっしゃいます。そういう大先輩でございますが、そういう指導者の農業指導士の方もご一緒いただいて、現地で栽培指導等を行っている状況でございます。 以上でございます。 ◆15番(吉村賢一君) ちょっと、ここの答弁の中で一つ確認させていただきたいんですが、この非主食用米の栽培は新たな機械等の設備投資が不要なためということは、これについてちょっと詳しく説明をお願いします。 ◎農林水産部次長兼農政課長(萩原安信君) お答えいたします。 非主食用米ということで飼料用米であったりとか、家畜の餌になりますWCS等でございますが、飼料用米等につきましても鹿児島県内で姶良市一番栽培面積広がってきているところでございます。 この飼料用米の栽培につきましては、代掻きから田植え収穫作業、これは全て皆さんお食べになる主食用米の機械を使っての作業になることになります。そのため、新たに飼料用米を始めるから新たに機械を入れないといけないということがございませんので、姶良市内でも結構な面積が普及されてきているところでございます。 以上で終わります。 ◆15番(吉村賢一君) 結局、一番儲かるというのはなぜ言ったかなというのは、結局継ぎ手がいないのは儲からないから継ぎ手がいないということなんですけど、高齢化が進んで、今80代の方でも全く後継者が見当たらない状況で頑張っています。 そうすると、じゃ、次どうするんだというところをなかなか行政が、じゃ、代わりにやってあげるというわけにはいかんわけですから、そうするとそこらを後継者とつなぐところをどう考えているのか伺います。 ◎農林水産部次長兼農政課長(萩原安信君) お答えいたします。 後継者の方がいらっしゃるところは、やはり畜産にしても水稲、園芸にしましてもやはり経営規模が大きなところでございます。その大きなところと言いますとやはりこれまで経営主であったお父さん、お母さん方が徐々に経営を大きくしてきて、後継者が残るというような方々が多くございます。そのように今後も少しでも後継者の確保あるいは新規就農者の確保のために、市独自であったりとか支援策もございますので、国の事業等もよく注視しながらできるだけの支援をしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) 最後に、山の件です。これも同じ状況があると思うんです。やはり就農者がいない、ですから、例えばこの山の所有者の管理の在り方あるいは所有意思の確認作業をベースにして、山林をまとめて管理するというふうな考え方等、当然、今いろんな意味で台帳も作っていると思うんですが、そういったのを基にしてモデル的にどんどん集約型の林業、それを目指すべきじゃないかなと思うんです。それについてはどうお考えでしょうか。 ◎農林水産部長兼蒲生総合支所長(田代信彦君) 担当課長が来ていますので回答させます。 ◎農林水産部林務水産課長(壱岐昌弘君) 林務水産課の壱岐です。お答えいたします。 ただいまの森林経営管理事業等が国のほうでも示されておりまして、このような森林の所有者が持っております、あと小さな森林のほうを取りまとめて、できるだけお金になる森林の経営のほうに努めていきたいということで、そういう事業のほうを今から始めていくところであります。 以上です。 ◆15番(吉村賢一君) 最後になります。幅広いアイデアとか農林業あるいは観光業も含めてアイデアとかあるいは専門職なりとしてのアドバイス、あるいは一緒に考える仲間としていろいろ行政も頑張っていただきたい。 以上です。 ○議長(東馬場弘君) これで、吉村賢一議員の一般質問を終わります。 ○議長(東馬場弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は11月30日午前10時から開きます。(午後3時13分散会)...